本日のゲストは分藤準一さん。
番組のジャズ・マイスター
今回は、2週にわたって“１９６２”をテーマに選曲いただきました。



１９６２
この数字がなにを意味するか。
はい、お察しの通り、西暦です。いまから61年前。
分藤さんがお生まれになった年でございます。
1962年に生まれた（レコーディングされた/リリースされた）曲たち。
日本のJAZZフロンティアが
アメリカで、道を拓きはじめた頃。

1週目の今週は、洋楽ジャズのセレクト、
そして来週の2週目は、邦楽ジャズのセレクトをお楽しみいただきます。
贅沢ぅ〜♪

本日のラインナップは、

1曲め
ジョー・モレロ 時さえ忘れて
アルバム「It’s About Time」は、時にちなんだ曲が収録されていて、
その中から原題「I didn’t know what time it was」でした
疾走感のある曲で、オープニングにぴったり！

2曲め
ブルー・ミッチェル I’ll Close My Eyes
モダンコンボとして有名 四重奏団の演奏でした。

3曲め
マイルス・デイビス Someday My Prince Will Come いつか王子様が
テナーサックスに、ハンク・モグレーとジョン・コルトレーンが参加していますが、
ハンク・モグレーは酷評され、ジョン・コルトレーンは若き才能と評され、これを機に新旧入れ替わり…ハンク・モグレーは烙印を押されたようになり、その後は不遇の最期だったそうです。
いつか王子様が（ディズニー白雪姫の挿入歌）、夢のある曲なのに、皮肉なものですね…

4曲め
カーメン・マクレー Guess Who I Saw Today
大橋巨泉さんや、分藤さんのジャズの師匠、大分の得丸泰蔵さんが惚れ込んだ女性ヴォーカル。

5曲め
ジュニア・マンス Birk’s Works
ピアノトリオの粋な音です。

そして最後は、
分藤さんが敬愛する秋吉敏子さん
TOSHIKOのエレジー
秋吉さんはこの時期（1962年）、アメリカのバークリーに留学なさっていました。
翌年、1963年、お嬢さんのマンデー満ちるさんがお生まれになるんですよね。

というわけで、
１９６２にまつわる素敵なジャズを散りばめてくださった分藤準一さん、ありがとうございました。
ジャズは、アーティスト名や楽曲は覚えられないけど、めちゃめちゃ好き
至極のひとときでした。

さらに分藤さん、オンエアの翌日がお誕生日☆
おめでとうございます！！！
音楽に囲まれた素晴らしい1年になりますように。
心よりお祈り申し上げます。

来週は、邦楽のジャズをご紹介くださる予定です。
分藤さん、来週もよろしくお願いしまーす！

それではまた来週
お相手はミチコでした。