江戸時代中期から始まったとされる新年を祝う豊後高田市の伝統行事「ホーランエンヤ」が、令和6年1月14日(日)に開催されます。
江戸時代の頃、豊後高田市は島原藩の領地であり、年貢米を船で献上していました。ホーランエンヤは、その航海の安全と豊漁を祈願して始まったと言われています。
色とりどりの大漁旗(たいりょうばた)や万国旗(ばんこくき)で華やかに飾り付けられた宝来(ほうらい)船(せん)は、朝10時50分頃川に漕ぎ出します。桂川(かつらがわ)下流の「琴平宮(ことひらぐう)」から、上流の「若宮(わかみや)八幡(はちまん)神社」を目指して、「ホーランエンヤ エンヤサノサッサ」の掛け声をあげながら、進みます。
途中、川岸の観客からご祝儀が差し出されると、漕ぎ手の締め込み姿の若者が極寒の川の中へ勢いよく飛び込み、ご祝儀を受け取りに行きます。その勇ましく泳いで行く様に、観客から歓声が上がります。
宝来船からは、紅白の祝い餅がまかれますので、新春の福をつかんでください。
また、ホーランエンヤの当日は宝来(ほうらい)祭(さい)が開催されます。
12月26日(火)~令和6年1月14日(日)の間に豊後高田市商店街連合会加盟店で1,000円分のお買い物をされた方に抽選券「宝来券」を一枚進呈します。宝来祭当日に抽選券を会場までお持ちいただくとくじ引けができますのでぜひご参加ください。抽選は1月14日(日)12時~16時まで。抽選会場は「昭和のまち・てらす」です。
そのほか詳細は、「昭和の町・豊後高田市公式観光サイト」でご確認ください。お問合せ先は、豊後高田市商工観光課☎0978-25-6219までです。
新年のお祝いに、ぜひ豊後高田市にお越しください!
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