本日のゲストは、大分市のミュージックハウス「カンタループ2」の代表・渕野浩士さん（51歳）。

カンタループ2は、1997年にオープン。ことし17歳になりました。
17周年の記念イベントでは、ステージに立たせていただき、しかも渕野さんがお隣でギターを弾いてくださるという、贅沢な時間を過ごしちゃったミチコです。その節はありがとうございました～～～♪ヾ(*´∀｀*)ﾉ
渕野さんは、1976年11月にギターと出合いました。それはもう、その後の人生を大きく変えるエポックメイキングな出来事でした。きっかけは、ドラマ「俺たちの旅」。小椋佳の名曲。ギターをつまびく中村雅俊。
中学生の渕野少年は、深く感動しました・・・
ダイエーで6800円のフォークギターを買ってもらい、毎日毎日練習したそうです。目に浮かびます。

お店の構想は、20歳ぐらいから温めていました。
昔、「アン」という喫茶店が大分市中心部にあり、ミュージシャンのたまり場でした。
渕野さんは、アンのような、音楽仲間が集う場所を作りたかったのです。
サラリーマンを経て、34歳で決断、お店を出します。
「カンタループ」という最初のお店は、バーをやりたかった妹さんと一緒に作りました。
ですが、バーの酔客とミュージシャンが一緒にいる空間にチグハグさを感じ、カンタループは妹さんに任せ、新たに「カンタループ2」を作ったのです。ライブハウスとせず、ミュージックハウスとしたのは、音楽部屋のイメージを表したかったから。
そう、あの日の「アン」のようにしたかったのです。
さぁてそこからは、[音への苦情]との闘い（笑）←笑い事ではありませんが。。
お店は4回、移転しました。
引っ越すうちに、音が上に抜けることに気づいたそうです。意外でした、音は下の階により響くのかと思っていました。
渕野さんは、最上階の物件を探します。行き着いたのが、現在の場所、最上階。
防音についてはとても勉強しました。どういう材質で防音壁を作れば音が漏れないか、防音材をインターネットで買い、ご自身で完全防音に挑みました。
おかげさまで、今の場所に移転してから、一度も苦情はありません。
あいや、ただ一度だけ、ありました。
それは、渕野さんがあえて狙った取り組みです。
あまりに苦情が来ないので、一度だけ、「これ以上はまずい！」の限界を知るために、とんでもない爆音を出してみたそうです。
そうしましたら、、、
全館から苦情が来ました！（笑）ありえないほどの轟音なので、今後も出すことはありません。

カンタループ2、12月のおすすめライブは、12月17日（水）の和田アキラさんのソロライブ＆セッション。
スーパーギタリスト・和田アキラさんの超絶テクはもちろん、楽器を持ってきたらセッションできるんですって！
歌でもいいんです。どうぞこのチャンスにいらっしゃいませ！！！

というわけでリクエストは、和田アキラさんのバンド「プリズム」のデビュー前の幻の音源から、バンド名と同じ「プリズム」という曲を。1977年の演奏です。
渕野浩士さん、ご出演ありがとうございました！
また今度、音楽部屋に遊びにうかがいますね♪

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番組へのリクエストやメッセージは、おはがき、ファックスでお寄せください。
宛先は、870-8620 OBSラジオ「50/50 Hearty Party!!」まで
ファックスは、097-558-5071 です。

それではまた来週。
お相手はミチコでした。