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オデュッセイア

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   2026/09/15

衛藤賢史のシネマ教室

BC8~7頃の古代ギリシャの吟遊詩人ホメロスに謳われた『オデュッセイア』<イタケ島の国王で【トロイア戦争で木馬作戦を考案】したオデュッセウスの10年間にわたる英雄遭難譚>を、『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン監督が圧倒的なスケールで描く作品です。

10年にわたるトロイア戦争で戦いに勝利するも、海神ポセイドンの憎しみをかったオデュッセウス(マット・デイモン)軍は、故郷への帰りの船団に数々の試練をポセイドンから与えられ、帰るに帰れぬ10年に渡る故郷への帰還の旅が始まる。その頃、オデュッセウスの帰りを待つ、妻ペネロペ(アン・ハサウェイ)と息子テレマコス(トム・ホランド)は、オデュッセウスはもう亡き者と考えられ、王後継を望む者に領地を荒らされ、ペネロペへの求婚者は後を絶たず、家族への試練も続いていた。たまりかねたテレマコスは、一縷の望みをかけて、帰還したスパルタ王に父の行方を聞きに行く危険な旅に出る。その頃オデュッセウスたちは、魔女キルケ、一つ目の巨人キュクロプス、声を聴いたものを死に至らしめるセイレーンなどの怪物たちとの死闘を繰り返す、死を間近に感じる旅をしていた。『必ず、還る』。どんな絶望的な出来事も家族を思い、鉄の意志で乗り越えるオデュッセウス。オデュッセウスは果たして帰ることができるのか・・・。

これは正にクリストファー・ノーランの叙事詩となっているのだ。ホメロスの『イーリアス』(トロイア戦争)と、その後日譚である『オデュッセイア』が一体となり、壮大なギリシャ神話世界を描き出していたのだ!!172分の全編、目を離せないロケーションシーンの撮影のすごさ、海岸に横たわる<トロイの木馬>のシーンなど、いつまでも目に残像が残るのです!!世界に冠たるハリウッド映画のすごさを久しぶりに満喫できる大作でした!!

ぼくのチケット代は、2500円出してもいい作品でした。

星印は、4ッ半差し上げます。

5点満点中4.5点 2500円

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