ハリウッドスタジオNEONが撮影中からアメリカ配給を計画していた、 『日本映画』 です。監督には、日本で頑なに娯楽映画を撮りつづけた娯楽映画の巨匠・三池崇史が監督を勤め 、主演には英語を喋れる小栗旬が、バッド・ルーテナント=<汚れた警部補>役を楽しそうに怪演しています。
新宿・歌舞伎町で生きる刑事・矢吹恭二(小栗旬)は、 裏社会に精通しているバッド・ル ーテナントだ。ドラッグやギャンブルで、 新宿のヤクザ組織から膨大な借金をしており、にっちもさっちもいかない状況に陥っていた。毎日借金取りに追い立てられる中、 ヤクザを狙った連続猟奇殺人事件が発生する。捜査開始早々、 矢吹は遺体の刺青から身元を割り出し、 その団体に歯向かったムショ帰り の一人の容疑者・石塚満(間宮祥太朗)を特定する。石塚もヤクに溺れ、自制の効かないヤクザだ。そんな矢吹の前に、アメリカから来日した捜査官・グエン(リリー・ジェームズ)が現 れ、バディとして英語を喋れる矢吹に協力を仰ぐ。グエンの仕事は、日本で行方不明になった次期大統領の娘(リヴ・モーガン) 捜索だった。無理矢理にグエンとタッグを組まされたれた矢吹は困惑しながら、 歌舞伎町の隅々までを知る矢吹の刑事の嗅覚は、歌舞伎町で次々と起こる凶悪事件と、グエンが追う次期大統領の娘失踪事件とのつながりが、汚れた街のアクの最深部のどこかで複雑に絡み合う事件だと想定していくが・・・。
ハリウッドが描く『日本映画』の宣伝に期待大にして見たが、目を背けるシーンも多く、お勧めするのに迷う映画でした。
ぼくのチケット代は、2000円出してもいい作品でした。
星印は、2ッ半差し上げます。
“映画評論家ではない”衛藤賢史先生が「観客目線でこの映画をどう見たか?」をお話するコーナーです。
星:観客目線で「映画の質」を5点満点で評価
チケット代:観客目線で「エンターテインメント性、楽しめるか?」を評価(1,800円を基準に500円から3,000円)
【衛藤賢史プロフィール】
えとうけんし・1941年生まれ・杵築市出身
別府大学名誉教授
専門:芸術学(映像・演劇)映画史
好きな作家:司馬遼太郎/田中芳樹
趣味:読書/麻雀/スポーツ鑑賞/運動
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