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作曲家からミュージカルを観てみる

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   2026/11/04

NO STAGE NO LIFE!

11月4日の「No Stage No Life!」 をお聴きくださった皆さま、ありがとうございました!


  10月はコーナーをお休みさせていただき、今回は約1か月ぶりの放送となりました。

お休みの間にメッセージをくださった皆さま、本当にありがとうございました。 

由貴ちゃんの Instagramにも、「No Stage No Life! はないんですか?」 というメッセージが届いていたそうです。

楽しみに待っていてくださった方がいらっしゃることを、とてもありがたく、嬉しく思いました。

私たちも、この1か月に話したいことがたくさんたまっていて、生放送が始まる直前まで舞台のお話が止まりませんでした♡

こうしてまた由貴ちゃんと一緒に舞台のお話をお届けできることを、とても嬉しく思っています。


♬舞台における「音楽の力」

今回のテーマは、「作曲家からミュージカルを観てみる」。

お休みをいただいていた間に、いくつかの作品やコンサートに触れるなかで、あらためて感じたのが、舞台における「音楽」の力でした。

由貴ちゃんも、この1か月の間に舞台 『ハリー・ポッターと呪いの子』を鑑賞。 由貴ちゃんは、作品の世界観の虜になり、舞台をつくり上げているスタッフの皆さんの素晴らしさも感じたと話してくれました。

『ハリー・ポッターと呪いの子』は、ミュージカルではなく、ストレートプレイ、お芝居です。けれど、イモージェン・ヒープさんによる美しい音楽が、それぞれの場面を印象的に彩り、物語の世界へと引き込んでくれます。

ミュージカルはもちろん、お芝居においても、音楽は物語や登場人物の感情を伝える、とても大切な存在なのだと、あらためて感じました。 『ハリー・ポッターと呪いの子』については、また改めて、ゆっくりお話ししたいと思います♡


♬作曲家を入口に作品を観る

ミュージカル音楽を語るうえで欠かすことのできない、アンドリュー・ロイド=ウェパー卿、フランク・ワイルドホーンさん、クンツェ&リーヴァイのお二方、アラン・メンケンさん。 今回は、その中からアンドリュー・ロイド=ウェバー卿と、フランク・ワイルドホーンさんに注目しました。

まずは、アンドリュー・ロイド=ウェバー卿。 今年は、代表作『オペラ座の怪人』がロンドン初演から40周年を迎えました。

写真①

2026年4月 キャナルシティ劇場にて


それに合わせてアンドリュー・ロイド=ウェバー卿が来日し、劇団四季の劇場を訪れたことも、大きな話題となりました。

『オペラ座の怪人』や『キャッツ』 『エビータ』 『サンセット大通り』、ロイド=ウェパー卿の音楽は、イントロを聴いただけで、一瞬にして作品の世界へと連れていってくれます。 美しい旋律はもちろん、登場人物の喜びや悲しみ、言葉だけでは表しきれない心の動きまで、音楽から立ち上がってくるように感じます。

由貴ちゃんも、劇団四季の『オペラ座の怪人』を観劇した際、音楽が流れ始めるだけで「あ、このシーンだ」と想像できるほど、それぞれの曲に特徴があると話してくれました。


◆ サントリーホールに響いたミュージカル音楽

そして、私の大好きな作曲家の一人が、フランク・ワイルドホーンさんです。

先日、ワイルドホーン作品の日本上演25周年を記念した 『THIS IS THE MOMENT! ~フランク・ワイルドホーン JAPAN 25th Anniversary Concert~』 が開催されました。

出演者も実に豪華! 石丸幹二さん、佐藤隆紀さん、田代万里生さん、真彩希帆さんをはじめ、ワイルドホーン作品にゆかりのある俳優の皆さんが、数々のミュージカルナンバーを歌い継ぐ、輝かしいステージでした。

会場となったのは、“クラシック音楽の殿堂”と呼ばれるサントリーホール。

写真②

写真③

日本で初めてヴィンヤード、ぶどう畑形式を採用した音楽専用ホールとして誕生しました。

また、日本のコンサートホールで初めて、お客様をお迎えし、お席や館内をご案内する専門職「レセプショニスト」を置くなど、音楽を聴く前後の時間も含めて、特別な体験をつくる先駆けとなった場所です。

そのサントリーホールに、フランク・ワイルドホーンといえば“この方”とも言える塩田明弘さんの指揮のもと、特別に編成された30名のオーケストラと、豪華な俳優の皆さんの歌声が響き渡りました。

“クラシック音楽の殿堂”で、ミュージカルの楽曲が堂々と鳴り響く。 その空間にいられたことが本当に幸せでした。

  ミュージカル音楽も、一つの舞台作品を超えて、「音楽そのもの」として愛される存在になってきたのだと感じました。


● 二人のタイトルロールがぶつかり合う 「対決」

ワイルドホーンさんの音楽は、とにかくドラマティック。

登場人物の葛藤や決断が一曲の中に凝縮され、歌を聴くだけで、舞台の場面や人物の感情が鮮やかに立ち上がってきます。

今回のコンサートで特に印象に残ったのが、ミュージカル『ジキル&ハイド』の「対決」というナンバーでした。

本編では、一人の俳優がジキルとハイド、二つの人格を瞬時に行き来しながら歌う、見せ場の一曲です。

今回は、石丸幹二さんがジキル役、佐藤隆紀さんがハイド役を担い、特別なデュエット版として披露されました。

  タイトルロールを演じてこられたお二人の歌声が、激しくぶつかり合う 「対決」。 本当に凄まじく、圧巻でした。 い

つかぜひ、この特別なデュエット版を音源として残していただきたいと願っています。

作曲家に注目してみると、同じ方が手掛けた作品に流れる共通点や、その方ならではの物語の描き方が見えてきます。

これからミュージカルを選ぶときには、作品や俳優さんだけでなく、「この音楽を作ったのは誰だろう」というところにも、ぜひ注目してみてくださいね♡

写真④

2023年3月 東京国際フォーラム


● 今日の一曲

ミュージカル『オペラ座の怪人』より 「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」 歌♪石丸幹二さんと笹本玲奈さん

オペラ座の怪人に怯えるクリスティーヌを、幼なじみのラウルが優しく包み込み、二人が互いへの愛を確かめ合う、とても美しいデュエットです。


■ 次回の放送

次回の「No Stage No Life!」は、11月18日(水)朝10時10分頃からです。 次回もぜひお聴きください

ステージナビゲーター★飯田裕美

写真⑤

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