今週のゲストは、株式会社ターボブレード 代表取締役 林 正基さんでした。

平成１１年大分市に創業のターボブレードは、流体機械全般の開発・設計と産業機械全般の熱流体解析を行っています。

1月にご出演のさい、今年は温泉水の蒸気を利用しタービンを回す「湯けむり発電」の実用1号機が完成し、売電開始予定と伺いましたが、いよいよ先月末に売電が開始しました！

再生可能エネルギーの湯けむり発電では世界で初の売電ということで、大変画期的な事です。発電の出力は11キロワットで、瞬間的には一般のご家庭の5軒分の電力をまかなえますが、年間を通すと20軒分くらいの電力を補う規模だそうです。湯けむり発電は、24時間安定して電力を発電出来ます。

今後は、44キロワットの2号実用2号機の発注を受け、来年冬の完成に向けて取り組んでいるそうです。

また、海外からの視察も多くあり、台湾から250キロワットの発電機の設計制作の話を受け現在設計中とのことです。

また、南海トラフの調査に使用されるターボブレードの「ターボドリル」も、この冬いよいよ掘削調査が開始されるということで活躍が期待されます。