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「iichiko西の星賞2021」受賞!

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   2021/05/16

おはようサンデー 甲斐蓉子の教えて!農業

今回は、宇佐市の三和酒類が麦焼酎「西の星」の原料である、

大麦「ニシノホシ」の生産者を表彰した話題をご紹介しました。

お話をうかがったのは今年受賞された、

宇佐市赤尾地区の宮本康博さん(60)歳です。

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( 画像は授賞式の際のものです。真中が宮本さんです。)

JAおおいたと三和酒類株式会社は麦焼酎「西の星」の原料、

大麦「ニシノホシ」の増産と普及のために産地強化の協定を締結。   

「iichiko西の星賞」は、「ニシノホシ」の普及と

焼酎「西の星」の品質向上を目指して、2005年に創設されました。

17回目となった今回は、63件がエントリーし、粒の均一さや、

重さ、精麦のしやすさ、麹の溶けやすさなどの項目で審査され、

宮本さんと、宇佐市葛原地区の元吉堅さんのお2人が選ばれました。

受賞すると生産者の栽培地名を冠して

「西の星ビンテージ」として発売されます。

今年は「西の星2021赤尾」と

「西の星2021葛原」の2種類が販売されています。

地元で生産された大麦を使い、地元でお酒を造る

「地産地消」の取り組みなんですね。

宮本さんは、大麦の生産をはじめて2年目。

およそ9ヘクタールの土地で大麦と小麦を栽培しているほか

二毛作でお米も栽培しています。

宮本さんは元はトラック運転手として働かれていましたが、

ご両親と、お兄さんが亡くなられたことをきっかけに

地元、宇佐市赤尾地区で農業を始めました。

宮本さんが「ニシノホシ」の栽培で苦労したのは土づくりです。

赤尾地区は赤土粘土質の土壌で、水はけが悪いため、

水を下に逃がす排水対策を徹底し工夫されたそうです。

宮本さんは、受賞をきっかけに農業への向き合い方も変わったとの事。

今後は、量より質を大切にして、より良い大麦

「ニシノホシ」を作っていきたいをおっしゃっていました。

「西の星2021 赤尾」は、

フルーティな香りで味わいも豊かでなめらかなのが特徴です。

価格は900ミリリットル1650円で販売されています。

モットーが「人生一回、悔いなき人生」とおっしゃる宮本さん、

とてもステキだなと思いました(^^)

今年の西の星の味をぜひみなさんたのしんでくださいね☆

宮本さん、ありがとうございました!

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