今日のゲストは、神崎鉄工株式会社　代表取締役社長　神崎隆一さんでした。

神崎鉄工株式会社は、昭和22年佐伯市に創業。
九州一円のゼネコン、工務店からの受注で、建築、構造物の鉄骨材料の製作、加工と現場での組み立てを行っています。
これまで、シーガイヤや大分農業文化公園、マリンカルチャーセンターなどの工事にも参加し、品質・技術とも高い評価をうけています。
昨年１１月に、「港のゴミ取り機『マリンクリーナー』の開発・販売』というテーマで
県の経営革新計画の承認を受けました。
『マリンクリーナー』は、港湾内の海に浮くゴミの自動回収を行う機械。
『マリンクリーナー』は、高さ７ｍの鉄骨の支柱に５ｍ腕がついていて、左右に１８０度以上回転し、１回につき１トンまで、海面に浮かぶゴミを自動でとることができます。

指定する場所にコンパクトに設置でき、自動化で人手も不要。人手の１０分の１の時間で回収できます。
もともとは、人手でしていたゴミ回収ですが、時間もかかるし、高齢者が増えてきて危ないのでどうにかできないかという相談を佐伯市から受けて、
いちから考えたそうです。
現在、佐伯市の大島に1号機と改良型の２号機が設置されていて、好評を得ているそうです。
これを多くの港に設置し、港の美化と清掃作業の効率化に貢献したいと話してくれました。