大分県も梅雨入りし、新茶の季節を迎えましたね♪
今回は大分県茶品評会煎茶の部で一等の大分県知事賞を受賞した
豊後大野市千歳町の田中拓次さん(43)にお電話でお話をうかがいました。
田中さんは、もともとお父さまがお茶の卸売りをされていて、
“自分で茶畑を持ちたい”という夢があり、お茶の生産を始め、
今年で17年目。生産しているのは「やぶきた」という品種です。
田中さんがお茶を栽培する上で一番大切にしているのが「土づくり」。
毎年土壌分析を行い、必要に応じて適正に肥料を施すなど工夫されています。
スタジオに、田中さん茶園の新茶「わかば」をご用意いただきました!
深い緑色の茶葉で、飲んでみると、おすましの「だし」のような旨みとすっきりとした後口で美味しかったです(^^)
田中さんは2月に行われた、大分県農業青年プロジェクト実績発表大会「意見発表部門」の最優秀賞にも輝き、
日本茶のおいしさを積極的に発信し、消費拡大に貢献したいと訴えました。
近年、急須でお茶を飲む人が減っています。
また、新型コロナウイルスの影響で、葬儀の香典返しに使う日本茶の需要が落ち込んでいたり、
業務用や贈答用の販売が落ち込む等、お茶業界は厳しい状況です。
田中さんは、
「手間はかかるが、一番美味しいお茶を味わえるのはやっぱり急須から!
急須でいれるお茶の魅力を発信し、ファンを増やしたい。
若い方にも急須でいれるお茶のおいしさを知ってもらえれば。」
と話していました。
放送ではおいしいお茶のいれ方も教えていただきました。
美味しいお茶をいれられると、お茶がもっと好きになりますよ♪
ぜひradikoのタイムフリーでおききくださいね。
田中さん、お話をきかせていただき、ありがとうございました!!
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