今回は、全国一の生産量を誇る「ほおずき」について、
JAおおいた東部事業部山香町花き生産組合ほおずき部会の小屋健一さん(71)にお話を伺いました。
ほおずきは、県内全域で栽培されていますが、佐伯市、豊後高田市、杵築市で多く栽培されています。
大分県産のほおずきは全国シェアの4割以上を占めています。
7月から8月にかけてが旬で、これから出荷に向けた作業が行われ、およそ60万本が出荷されます。
小屋さんはほおずきの栽培をはじめておよそ30年。年間でおよそ1万本を出荷しています。
ほおずきの他にお米や椎茸の栽培や、牛も飼われていて、とてもパワフルな方です!
大分のほおずきはハウス栽培のものが多く、病気が少なく、安定して出荷できるため、
東京などの大都市でも高い評価を受けています。
浅草の「ほおずき市」でも大人気なのだそうですよ。(今年もコロナの影響で中止という事で残念です…。)
最高品質とされるものは、長さが90cm以上で、実が11玉以上ついたもの等様々なポイントがあります。
小屋さんも高品質なほおずきを栽培するため、色付け等の工夫をされているそうです。
沢山の玉に均等に色を付けていく技等も教えてくれましたよ♪
詳しくはradikoのタイムフリーで聞いてみてくださいね(^^)
山香町では現在ほおずきの生産者は18人。後継者の育成が課題です。
大分のほおずき栽培は、生産者の方々が足並みを揃えて活動しているので、価格も安定しているので取り組みやすいとの事。
小屋さんは「今年も例年通りの色づきの良いものができた。
これからも後継者を育てて、品質の良いほおずきを栽培し、生産量を安定させていきたい。
多くの方にほおずきを飾ってもらって季節感を感じてもらえたら」と話していました。
ぜひ今年のお盆にも、大分県産のほおずきを飾りましょう♪
小屋さん、ありがとうございました☆
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