今回は、大分を代表する産品、「乾しいたけ」の話題をお届けしました。
スタジオに、大分県椎茸農業協同組合の阿部悠さんと水嶋沙織さんにお越しいただきました。
先日、全国乾椎茸品評会が静岡県で行われ、
大分県勢は22大会連続、通算54回目の団体優勝を果たしました!
個人では全5部門のうち3部門で最高の農林水産大臣賞を獲得しました。
昨年は新型コロナウイルスの影響で中止され、2年ぶりの品評会。
今年は、感染拡大防止のため、食味の審査はされず、形や色、大きさで審査されました。
大分県は温暖な気候と、樹皮が厚いくぬぎ林が多いので、
栄養豊富な美味しい乾しいたけの栽培に適しているそうです。
しかし、近年、乾しいたけの消費量が10年前に比べ半分近くに落ち込んでいます。
生産量も食生活の変化による需要の低下や担い手の高齢化で減っているそうです。
そこで、消費拡大に向けた新しい商品が登場しました!
人気絵本「ほしじいたけほしばあたけ」とコラボしたパッケージの乾しいたけです☆
大分県産の無農薬原木栽培の乾しいたけを使い切りしやすい少量パックになっていて、
スタンドパックにすることで、トレー等のゴミも原料できますし、保存もしやすくなっています。
価格も税込み388円と、手に取りやすい価格になっています。
実は、大分県産の乾しいたけ、海外で人気が上がってきているそうなんです!!
乾しいたけの植物性の「うま味」が注目され、
ビーガンの方やハラル料理を召し上がる方からの人気が高まってきているんだそうです。
乾しいたけは自然の循環サイクルに寄り添った栽培をするサスティナブルな産業ですので、
今後益々の飛躍が期待できますね☆
阿部さんと水嶋さんは、「大分県の乾しいたけは、味、形、量、日本一です!
世界でも人気がある乾しいたけを是非若い方たちにも食べて頂きたいです」とおっしゃていました。
これからシーズン、お中元などの贈答品にも良いですね(^^)
阿部さん、水嶋さん、ありがとうございました。
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