今回は、九重町飯田高原から、
樋口農園の樋口聖師(ひぐち・きよし)さん(27)にスタジオにお越しいただきました。
樋口さんは標高890メートルに位置する飯田高原で、
今“旬”を迎えている「キャベツ」と「グリーンボール」を生産しています。
今は、定植と収穫で一番忙しい時期との事。
スタジオに、朝、収穫したてのキャベツをお持ちいただきました!
(トウモロコシはお土産に…と樋口さんのお師匠さんからいただいたものです(^^))
「秋徳(しゅうとく)」と「藍天(らんてん)」という品種で、
秋徳は葉が丸く、しっかりとしています。
藍天は葉がフリルのようにフリフリしていて、柔らかいので生で食べるのがおススメだそうです。
飯田高原は昼夜の寒暖差があるため、甘いキャベツができるそうです。
樋口さんが大切にしているのは「土づくり」。
滋賀県まで研修に行き、勉強したことを持ち帰って実践し、研究しているそうです。
今年は天候に恵まれたため、豊作なのですが、
昨年は7月豪雨でキャベツが雨水に浸かり、その後の猛暑で根がだめになってしまい、
平年の半分しか出荷できず、農業の恐ろしさを感じたと話していました。
また、飯田高原は冬場はマイナス20度まで下がることもあるので、
冬場は農家にとって栽培できる品種が限られてくる厳しい時期となりますが、
今年は新たに、かぼちゃの生産にチャレンジするそうです。
樋口さんは、「農薬や肥料の量の調整など難しく、辛いこともあるが農業は好きなことなので楽しいです。
今後は年間目標を維持できるようにし、上手くいけば規模を拡大して飯田高原のために何かできれば…。」
とおっしゃっていました。
高原野菜ならではのキャベツ。生でもとってもおいしいので是非味わってみてください☆
放送が気になった方は、radikoのタイムフリーをチェックしてくださいね。
樋口さん、ありがとうございました!(*^▽^*)
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