8月15日、お盆をいかがお過ごしでしょうか?
今回の教えて農業は、お供え物として需要が高い「ほおずき」についてお送りしました。
お話をうかがったのは、JAおおいた南部事業部総務課の加嶋良雄さんです。
大分県は、ほおずきの生産量が全国で最も多く、4割以上を占めています。
中でも、佐伯市は県内一の生産量を誇り、浅草の「ほおずき市」では長年高評価を得ています。
最高品質とされるものは、長さが1メートル以上で、実が11玉以上付いたものになります。
今年は梅雨明け以降天候に恵まれたことから、
色づきや大きさなど例年より品質の良いほおずきが育っているそうです。
現在、大分市のJAおおいたシティに飾られている高さ5メートルの「ほおずきタワー」!
加嶋さんは、このほおずきタワーの発起人です。
今月10日から13日までは佐伯市役所に飾られていました。
タワーの展示は、JAおおいた南部事業部ほおずき部会と佐伯市が初めて企画したもので、
およそ5メートルの高さのタワーには約3500本の佐伯産のほおずきが使われています。
加嶋さんは、1年程前から佐伯産のほおずきの知名度を上げたいと、
とてつもない大きさの「世界一のほおずきタワー」を企画しました。
私も早速見てきましたが、とても鮮やかなオレンジ色でとっても綺麗でした!
両脇には、宇目地域の伝統芸能で県の指定無形文化財に登録されている
「千束楽」をイメージした花飾りも設置されます。
加嶋さんは、高齢化で担い手不足が進む地元の文化の魅力と併せてPRできればと話していました。
ほおずきタワーは16日午前11時頃まで、大分市のJAおおいたシティの北口コンコースに飾られます。
加嶋さんは、「大分県が誇るものをもっと知ってもらいたいし、大事にしてもらいたい。
こういった取り組みを通じて地域が元気になるよう発信していきたい」とおっしゃっていました。
日本一を誇る「おおいたのほおずき」。
お盆時期だけでなくドライフラワーなどアレンジしてお家に飾りたいですね。
加嶋さんありがとうございました!
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