今回は、私の取材リポートをお届けしました☆
伺ったのは、臼杵市野津町。
実りの秋を迎え、子どもたちがお芋の収穫を体験するという事でお邪魔させていただきました。
広さ30アールの畑に集まったのは、野津子ども園の園児など、およそ100人です。
子どもたちは軍手をした手で芋のつるを引っ張り、土をかき分けて芋を掘り出していました。
この日はおよそ500キロを収穫しました。
中には顔と同じくらいの大きさの芋を収穫しているお子さんもいましたよ(^^)
お話を圃場の持ち主で、JAおおいた甘太くん部会 青年部 会長の後藤謙治さんにうかがいました。
JAおおいた甘太くん部会にはおよそ140人が所属し、中でも臼杵市部会には67人が所属しています。
後藤さんは甘太くんを生産して10年になります。
甘太くんは、高い糖度を誇る紅はるかをウイルスフリー苗で育て、一定の温度と湿度で40日以上貯蔵し、
糖度検査を経て、県独自のブランドとして2008年から出荷されています。
豊後大野市や臼杵市で多く生産されていて年々出荷量が増加しているということです。
収穫体験の後、後藤さんが事前に収穫した「甘太くん」を石焼き芋にしてみんなでいただきました♪
つやつやの蜜がにじみ出し、口に含むとしっとりとしています。
まさにスイーツのようなお芋「甘太くん」です☆
みんな良い笑顔で「美味しい(^^)」と食べていましたよ。
今年は4月の遅霜と、8月の長雨で成長が心配されましたが、例年通り良い出来になっているそうです。
今月19日には大分市の公設地方卸売市場で甘太くんの出荷式が行われれます。
後藤さんは、「甘太くんは年々有名になって、人気もすごいと思います。
収穫体験で子供たちが元気に掘っているのを見ると、自分も元気をもらえます。
今年も甘い甘太くんが出来上がっているので、子どもからお年寄りまでたくさんの人に楽しんでほしいし、
これからも活動を続けていきたいです」と話していました。
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