今回は大分市で青パパイヤの栽培をしていらっしゃる、
Baji西洋野菜研究所の代表、馬尻幸恵さんにお話をうかがいました。
メキシコ南部から西インド諸島が原産の「青パパイヤ」。
馬尻さんは2011年に家庭菜園を始め、ホームセンターで売れ残っていた青パパイヤの苗を植えて見たのをきっかけに、
青パパイヤを栽培するようになったそうです。
今では、800アールの敷地におよそ100本の青パパイヤを無農薬で栽培されています。
20センチ程の苗が成長するとおよそ5メートルの高さになり、1本の木から20~30個の実がなるそうです。
収穫は8月の頭から11月中旬まで行われます。
栽培は簡単で長雨や暑さに強く、害虫はこず、病気にもかかりにくいので、
夏野菜としてはとても育てやすい!と話されていました。
ただ、霜に弱いので、越冬はできないということです。
青パパイヤの味は淡泊で、食感は生の状態だとパリパリとした歯ごたえを楽しめるし、
熱を通すと柔らかくなるけど、煮崩れないのでサラダや炒め物、煮物、揚げ物にと色んな料理に使えます♪
青パパイヤに含まれる「パパイン酵素」は過熱しても壊れにくく、
たんぱく質、脂質、炭水化物の分解酵素が多いのも魅力です。
馬尻さんは、青パパイヤをより身近な食材にしたいとパパイヤの葉を加工したお茶の販売も行っています。
ノーマルなパパイヤ茶をはじめ、有機ジンジャーやレモングラスをブレンドした商品もあります。
また、パパイアの実をカットして乾燥させた「乾燥パパイヤ」の販売も予定しています。
スタジオに千切りした「乾燥パパイヤ」もお持ちいただきました♪
切り干し大根のような形で、水で戻して料理に使います。
水に戻すとシャキッとした漬物のような食感でした。
ツナと合わせて食べるのがおすすめと教えてくださいました^ ^
馬尻さんは、すっかりパパイア栽培の面白さに魅了されてiいて、
「20センチ程の苗が5メートルにまで育つのを見ていると元気をもらえる!
青パパイヤは家庭菜園でも作りやすいので今後は生産される方も販売も広がっていくと思う。
自分はパパイヤ茶や乾燥パパイヤを作り続けて、将来はコミュニティー農園をできたら」とおっしゃっていました。
お父様と青パパイヤを栽培し、お母様と青パパイヤを使ったお料理を考案されている馬尻さん。
とてもステキなご家族だなと思いました(*^^*)
馬尻さんはインターネットで青パパイヤや商品を販売しています。
「Baji西洋野菜研究所」で検索してみてくださいね♪
馬尻さん、ありがとうございました! ^ ^
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