今回は、私の取材リポートをお届けしました。
お話はJAおおいた東部事業部杵築スナップエンドウ部会の部会長の藤原剛さんにうかがいました。
シャキシャキとした食感が特徴のスナップエンドウは杵築市が県内で1番の生産量を誇ります。
藤原さんは農業を始めて13年目。5アールのハウスでスナップエンドウを栽培しています。
ハウスにお邪魔するとスナップエンドウが2~3mの高さまで成長していました。
スイートピーのような花がついたものや、まだ小さなスナップエンドウ、
出荷間近のぷっくりと育ったスナップエンドウが見られました。
土の上には保温性を高めるために“もみ殻”が敷き詰められていて、まるでベッドのようにフカフカでした☆
大分県のスナップエンドウの出荷量は全国6位で九州では4番目です。
(1位は鹿児島、2位熊本、3位愛知、4位長崎 5位福島 6位大分)
現在は、ブランド野菜として関西を中心に県内をはじめ、京都や大阪、福岡に出荷されています。
スナップエンドウの栽培は、水や肥料の具合を成長を見ながらやっていかなければならないのが大変という事で、
病気を防ぐために下の方の葉を適度に除去し、風通しも良くしていました。
また、杵築スナップエンドウ部会では梱包にもこだわっていて、
収穫したスナップエンドウは1本1本丁寧に箱に並べて出荷されているそうです。
取材の時には、藤原さんのお母様が手作りのスナップエンドウの「かきあげ」と
「チーズとベーコン巻き」を用意してくださいました♪
スナップエンドウがシャキシャキとしていて甘みがあってとっても美味しかったです(*^^*)
杵築スナップエンドウ部会では、現在35人の部会員が所属しています。
45人いた部会員が高齢化などから現在は35人まで減ってしまったということで
藤原さんは、今後ファーマーズスクール事業等を通して
生産者が増やせるように頑張りたいとおっしゃっていました。
スナップエンドウは鮮やかな黄緑色なのでお弁当に入れても彩が豊かになりますよね。
炒め物やサラダ、様々な料理に使うことができます。
ぜひ春の味覚を楽しんでくださいね☆
藤原さん、ありがとうございました!
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