今回は、大分ほっぺリーフ株式会社 代表取締役の金子裕紀 さんにお話をうかがいました。
大分ほっぺリーフ株式会社は熊本県でベビーリーフを生産する(有)ベジタブル・ユーと
静岡県にある農産物の販売会社、(株)JOINの共同出資会社です。
熊本県は台風の被害が多いので、リスク分散の為、2017年に大分県に進出し、
2018年に栽培を開始しました。
金子さんは、もともと営業のお仕事をされていましたが、
大分県への進出をきっかけに代表取締役に就任し、農業を始められました。
現在は、大分市でおよそ2ヘクタール、32連棟の大型ハウスで春菊やケール、
小松菜等10種類のベビーリーフを周年で栽培しています。
ベビーリーフは企業が参入しやすい分、ライバルも多いので、食品工場への営業を強めにし、販路を開拓。
今では関西の食品工場や関東のスーパーや百貨店、地元のスーパー等へ直接出荷されています。
スタジオで今が旬の春菊を試食させていただきました♪
大分ほっぺリーフの春菊は通常同じ種から3~4回収穫するところを、1度きりで刈り取るため、
とても柔らかく、さわやかな香りで「えぐみ」がなく、爽快な香りが楽しめ、とってもおいしかったです(^^)
収穫時間にもこだわっていて、深夜0時に収穫を始めます。
太陽の日が出て気温が上がると葉が痛んでしまうのだそうです。夜中に収穫するとは大変な作業ですよね。
また、金子さんは、土づくりにもこだわっていて、連作障害の対策の為、大分の土壌にあう微生物を探し、
極力農薬を使わず、腐植酸や酵素などを投入することで微生物が活発に動くように心がけています。
金子さんは、「今後、グループとして日本一の生産を目指したい!
大分ほっぺリーフは使い切りの小パックから、大パック等色んな規格の商品を展開しているので、
食卓のシーンに合わせてぜひベビーリーフを取り入れて欲しいです」とおっしゃっていました。
金子裕紀さんお忙しい中、お話を聞かせていただきありがとうございました!
おいしいベビーリーフでこれからも国内外にファンを増やしてください☆
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