今回は、JAおおいたハウスみかん部会の太城雄次さんのハウスにうかがってのリポートをお送りしました。
大分県は、ハウスみかんの生産量が全国第3位を誇ります。
太城さんは、お父さんの好昭さんがハウスみかん農家をされていて、後を継いで就農10年目になります。
およそ50アールの敷地に温州みかんや不知火など6~7種類の柑橘を栽培しています。
訪れたハウスの中は、とっても暑く農家さんのご苦労がうかがえました。
木の高さは2メートルほどあり、綺麗なオレンジ色の実がたわわに実っていました。
私もハウスみかんをいただきましたが、酸味と甘みのバランスが良く果汁たっぷりでした(^^)。
太城さんの栽培の特徴はハウスみかんが陽の光をたっぷり浴びれるように、一定の間隔を空けて木を植えている事と、
天敵資材を導入し、減農薬栽培を行っている事です。
お子さんが喘息を持っていたことを機に、天敵生物を使っての減農薬栽培をするようになったそうです。
今年は2月から3月の天気が良く、しっかりと太陽の光を浴びたので最高の出来に仕上がっているそうですよ☆
「ぜひ、みなさんの大切な人と大切な時間を過ごす時に食べて欲しいです!」とおっしゃっていました。
太城さんはバンドをされていたこともあり、とっても明るくてはつらつとした方でした。
まだ聴いていないという方は、ぜひradikoのタイムフリー機能を使ってお聴きください。
元気をもらえますよ(*^▽^*)
また、選果場にもお邪魔して、JAおおいた杵築柑橘選果場の溝口桃太郎さんにもお話をうかがいました。
杵築柑橘選果場には、杵築市や国東市などで収穫されたハウスみかんが集められ、
一つ一つ丁寧に選別されて、化粧箱やパックに詰められ、大分県内をはじめ関東や福岡などに出荷されています。
ここ数年は新たに香港への販路を開拓し一定の需要があるということで、
大分のハウスみかんの品質の高さが海外でも認められているんですね。
溝口さんは、「今年は前年よりやや少量となっていますが、
ハウスみかんはそのままよりも冷やすと甘味が増してより美味しく食べられるので、是非!」とおっしゃっていました。
これからお盆にかけて出荷が続くハウスみかん。
贈答用のほか、自宅用としてパック詰めされたものもスーパーなどで買うことができます。
冷やして食べるとひんやりとした食感が楽しめ、お風呂上りにもぴったりです♪
ぜひ杵築市産のハウスみかんをご賞味ください。
太城雄次さん、溝口桃太郎さんお忙しい中お話を聞かせていただき、ありがとうございました!!(*^▽^*)
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