さっぱりとしていて、みずみずしく、料理のバリエーションが豊富な大根。
冬野菜の顔としても知られていますよね。
今回は、県内各地を訪ねての取材リポートをお送りしました。
訪れたのは、竹田市荻町。
JA大分みどり大根部会 部会員で、戸井田農園代表取締役社長の戸井田拓也さんにお話をうかがいました。
戸井田さんが番組に登場するのは8回目!準レギュラーです☆
戸井田さんは竹田市や豊後大野市で併せて約25ヘクタールの広さの畑で、
畑ごとに植え付けの時期や土の状態を見て、種の品種を変えながら品質の良い大根を周年で栽培しています。
今回伺った畑は、標高600メートルに位置しており準高冷地です。
今は「冬神楽」という品種の大根が収穫の最盛期を迎えていました。
この品種は、寒さで甘味が増して、肉質がしっかりしていて、
おでんやサラダ、大根おろしや漬物などオールラウンドに使えるそうです。
戸井田さんは大根を栽培する上で「4定(定時・定量・定品質・定価格)」にこだわっています。
様々な大根の品種から、用途に見合ったものを選定して、
その特徴を見極めて肥料や株間を組み合わせながら「4定」で出荷ができるように計画を立てて管理されています。
畑で生の大根をかじらせていただきましたが、冬神楽はとっても甘くて瑞々しく、美味しかったです!感動しました!!
戸井田さんのおすすめの食べ方は、大根を1本まるごとおろして作る「雪見鍋」。
水は加えないのがポイントだそうですよ☆
スポーツマンで、明るく、やる気あふれる農業者の戸井田さん。
番組出演の度に、繰り返し放送を聴き直して、農業をするうえでの道標にされていらっしゃるそうです。
竹田市は令和2年度の農業産出額が6年連続1位となっていますが、戸井田さんは、
「県内では断トツだが、九州の中ではまだまだです。少しでも上位になれるよう頑張るが、
順位だけでなく、自分たち農家はコツコツと努力し、工夫しながら、選ばれる大根を作る農家になりたい。」
と熱くお話してくださいました。(詳しくは、radikoで是非お聴きくださいね♪)
畑で作業されている皆さんが「畑で転ばないようにね!」と話しかけてくださって嬉しかったです(*^^*)
おいしい大根をたくさん食べて健康にこの冬を過ごしたいと思いました!
戸井田さん、そして畑で作業されていた皆さん、お忙しい中お話を聞かせていただきありがとうございました。
©2024 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.