今回は日田市三和に現地取材に行ってきました。
百年を越える歴史を持つ大分を代表するフルーツ、『日田梨』の話題です。
お話を伺ったのは、熊川農園の熊川栞さん。
今年4月に就農したばかりの期待の若手生産者です。
熊川さんは、農学部を卒業後、県庁に入庁しました。
県庁では、果樹の担当をしていましたが、実家の梨園を継ぐ夢をあきらめきれずに退庁。
今は、収穫・出荷シーズンの真っ只中で忙しい時期ですが、活き活きと仕事をしていました♪
現地では、今まさに旬を迎えている品種「秋月」をいただきました!!
大玉でみずみずしく、甘さがしっかりとのっていました。
一つ一つの梨の個性を把握し、それぞれに合った育て方をしています。
大変なことも多いようですが、消費者のみなさんの「美味しい」という言葉がなによりも励みになるということです^^
熊川さんの目標は、歴史ある日田梨の良さを継承しつつ、新しいことにも挑戦すること!!
新しい視点でこれからの日田の農業を盛り上げていきます。
また、おおいた日田梨部会 若手部会 日田梨研究同志会 会長の小埜準平さんにもお話を伺いました。
日田で梨を育てて10年。
日田市は昼夜の寒暖差があるので、甘みの濃い梨が育つのが特徴だそうです。
果樹は収穫するまでに時間がかかり、その間の収入が課題となっています。
今、その課題解決に力を入れています!
一緒に日田梨を育てる新規就農者を現在募集中!とのことでした☆
日田梨はこれからいろいろな品種が旬を迎えます。
皆さんも、美味しい大分のフルーツで秋を感じてみてはいかがでしょうか。
熊川さん、小埜さん、ありがとうございました!!
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