今日は九重町の藤原三治さんにお話を伺いました。
藤原さんは現在71歳。
玖珠・九重エリアで自然薯や古代米、ムクナ豆を栽培、そして二ホンミツバチを飼育しています。
農業を始めて10年、日々食物などの成長を楽しみにしながら、
栄養豊富な食物を育てることで、藤原さん自身も元気な毎日を送っています。
藤原さんが農業をするうえでのコンセプトは【1年で収穫できるものを育てること】。
短期決戦でもちろん大変なこともありますが、1年で育つ農作物を育てることで、次の年に失敗を活かせるとのことでした。
また、地域の農業の課題のひとつが耕作放棄地をどう生かすのか。
過疎化が進む地域では深刻な問題です。
藤原さんは耕作放棄地こそ「地域の宝」だと教えてくれました。
人の手が入っていない土地こそ、自然の栄養が蓄えられているようです。
また農業機械を共同で使ったり、収穫などの作業を共同で行うことで高齢化に対応しています。
地元の皆さんとの会話も増え、絆も深まっているようです。
課題も多い農業ですが、考え方ひとつで「楽しさ」が増えます♪
「これからも美味しい農作物を育て、地域に貢献していきます。」とのことでした。
藤原さん、ありがとうございました!!
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