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目指せ!生薬の産地化☆

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   2024/08/11

おはようサンデー 甲斐蓉子の教えて!農業

今回は先々週に続いて、平山アナがピンチヒッターを務めてくれました☆

お話をうかがったのは、杵築市農林水産課の松成茂さんと、生産者の橋本康治さんです。

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松成さんは15年前、この番組第2回の放送時のゲストさん!

そして、橋本さんは先々週、大分の農業活性化の話題でご登場いただきました♪

今回は杵築市で栽培されている『薬用植物』について。

杵築市は、平成27年に東京生薬協会と国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所と

連携協定を結び、漢方薬の原料になる『薬用植物』の栽培に取り組んでいます。

今、薬用植物の9割以上が外国産に頼っているのが現状です。

さまざまな薬用植物のうち、試験栽培の結果、「キキョウ」と「ミシマサイコ」を栽培することになりました。

「キキョウ」の“根”は、有名な「龍角散」の原材料!

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「キキョウ」の“根”は生薬として、“花”は切り花として東京や大阪に出荷されています。

その「キキョウ」の生産に取り組んでいる生産者のお一人が橋本さんです。

昨年早期退職して大阪からUターンし、地元の農業を盛り上げようとご自身も栽培に取り組んでいます。

薬用植物は無農薬で育てるため、雑草と水はけの管理には気を遣うのだそう。

「龍角散」用の“根”が育つには2年かかり、乾燥などの手間もかかるので、

“花”と“根”両方に価値を付けられるように試行錯誤されています。

生薬栽培、「キキョウ」といえば「杵築市!」と認知してもらえるように、

今後は「ミシマサイコ」と併せて、6次化や農福連携に取り組んでいきたいとおっしゃっていました。

耕作放棄地が増えている中、収益性の高い薬用植物の産地化!今後も注目です(^^)

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松成さん、橋本さん、ありがとうございました!

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