今回は豊後大野市の和牛繁殖農家 武藤俊文さんにお話を伺いました。
武藤さんは、二代目で現在60頭の牛を肥育しています。
種付けから出産まで約250日、その後出荷まで10か月愛情をかけて育てます。
武藤さんは、無事に生まれてきてくれた瞬間に大きな喜びと感謝を感じるそうです。
また、エサも自給をしています!
そうすることで、安心・安全の餌を与えられ、飼料高騰のこの時期も対応できると話していました。
命と向き合う現場なので休めない日も多いですが、
食べた皆さんの笑顔をみるとすべてが報われるとおっしゃっていました☆
武藤さんは、大分畜産Net「鼓動」の会長でもあります。
鼓動は、県内の畜産に携わる若手や後継者たちが畜種を超えて集まり、互いの交流を通じて資質を高めるとともに、
消費者との交流を通じて畜産への理解を深め、魅力ある大分畜産の実現を目指すことを目的としています♪
現在の会員数は50名。
若手生産者も多く、活気あふれる組織です。
「鼓動塾」といわれるミーティングや勉強会、食育プロジェクトなどを行っています!
食育の一環として、子どもたちに牛肉を食べてもらった時には、噛みしめて味わう様子が武藤さんの心に残ったようです。
武藤さんは、
「まだ生きられる牛の命をいただいているという気持ちを忘れず、牛肉を美味しく食べて下さい」
とおっしゃっていました。
特別な日に食べることが多い牛肉ですが、何気ない日にも牛肉を選びその美味しさを感じてましょう
武藤さん、ありがとうございました!!
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