記事 > OBSラジオ > おはようサンデー 甲斐蓉子の教えて!農業 > 未来の農業を支える人材に!日出総合高校 農業経営科☆
2025/09/14
今回は大分県立日出総合高等学校の後藤純一郎校長と、担任の幸松昌則先生、
農業経営課3年の岡村美咲さん、足立結衣さんにお話を伺いました。
日出総合には「農業経営科」という専門学科があり、地域に根ざした農業教育が行われています。
岡村さんは、農業クラブ県大会農業鑑定競技で優秀賞を、
足立さんは、農業クラブ県大会平板測量競技で優秀賞を獲得している頼もしい生徒さんです。
農業教育と聞くと、畑での野菜づくりの実習といったイメージが強いですが、
実際にはもっと幅広い学びがあることに驚かされました。
農業経営科では、トマトやメロン、梨やイチゴといった果菜類をはじめ、
シクラメンや観葉植物などの草花類、キノコ類の食品製造まで多彩な作物に触れることができます。
授業は教室での知識習得だけでなく、実際のハウスや圃場での実習も充実。
生徒たちは汗を流しながら、作物の管理や収穫、販売の工夫までを学んでいます!
今回お話を伺った岡村さんは野菜類専攻、足立さんは草花類専攻。
それぞれの専攻に誇りを持ち、自分の得意分野を生かしながら日々学んでいる姿が印象的でした。
岡村さんは「収穫の瞬間が一番うれしいし、味比べをするのが楽しい」と話し、
足立さんは「お客さんが楽しそうに花を買ってくれるときが幸せ」と笑顔を見せてくれました。
自然相手だからこその難しさもあるそうですが、その分やりがいも大きいようです
さらに、農業経営科では実習を通して資格取得も目指せます。
小型フォークリフトや農業機械の操作免許など、将来に直結するスキルが得られるのも大きな魅力です。
卒業後は農業だけでなく、飲食や流通など幅広い分野で活躍する生徒も多いといいます♪
先生は「地元の農業、地域を支える人材になってほしい」と語ると同時に、
「日々、生徒たちが自主的に一生懸命取り組んでいる姿を見るのが頼もしい」とも話していました。
失敗も成功も含めて、学びに向かって努力を続けるその姿勢自体が地域の未来を照らしているのだと感じているそうです。
生徒の皆さんが育てた農産物や生花の販売も行われています。ぜひ学校のホームページをご覧くださいね♪
後藤先生、幸松先生、岡村さん、足立さん、ありがとうございました!
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