記事 > OBSラジオ > おはようサンデー 甲斐蓉子の教えて!農業 > 北海道から日田へ!日田梨ブランド継承への夫婦の挑戦!
2025/09/28
今回お話を伺ったのは日田梨生産者の福岡県出身の日髙謙太さん・亜沙美さんご夫婦でした。
昨年、家族で北海道から大分県日田市へと移住しました。
新しい生活の舞台に選んだのは、梨の名産地として知られる日田。
お二人は現在、梨農家としての研修に励んでいます。
スタジオに育てた梨をもってきていただきました♪
とても大きく重さもかなりのもの!季節を通して違う品種が楽しめるのも自慢なんだそうです☆彡
お二人は福岡出身で、大学は鹿児島の農学部ご卒業。大学でも林業や産業関係を学んできました。
社会人になってからも農業に関わる仕事を続け、謙太さんは農業資材会社で作物の安全や品質管理を担当。
亜沙美さんは牧場や畑作農家のもとで収穫や直売所業務に携わり、実践的な経験を積んできました。
そんなお二人が「いつかは自分たちの農業を」という夢を実現するため、
ファーマーズスクールを利用して、移住と新規就農を決断したのです。
転機は子どもたちの成長と、自分たちの年齢。
これから先の暮らしを見据え、「挑戦するなら今!」と思い切りました!
小学5年生と3年生だった子どもたちにとっては大きな変化。
仲良しの友達と離れることに涙を流し、寂しさを感じる姿もありましたが、少しずつ新しい学校や地域に馴染み、
今では日田弁を口にしながら友達と元気に過ごしているようです。
夏休みには家族揃って梨園に足を運び「師匠」と呼ぶ森口コーチ夫妻とともに作業を手伝うようになりました♪
現在は朝7時半から収穫や草刈り、袋掛けといった作業に取り組む毎日。
梨を手に取ると自然と産地や品質に目が向くようになったのも、この研修の成果だそうです。
コーチからかけられた「一つの梨がおいしいかどうかで、お客さんがまた買いたいと思ってくれるかが決まる」という言葉は、
お二人の胸に深く刻まれています。
「将来は、自分たちの手で“おいしい日田梨”を作り、たくさんの人に届けたい。
そして、自分たちの様に移住して一緒に日田梨を作りたいという仲間が増えるお手伝いができれば…」
その思いを支えに、新しい生活を一歩ずつ積み重ねています(^^♪
日髙さんご夫婦、ありがとうございました♪
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