今回は由布市でお米を育てている、株式会社農業のタカダの髙田龍也さんにお越しいただきました!

建設業から転身し、農業の世界に足を踏み入れた髙田さん。
米・食味分析鑑定コンクール国際大会の若手経営者部門で、特別優秀賞を受賞した経験をお持ちです。

美味しいお米作りのコツを尋ねると、「地元のお年寄りに教えてもらいながらやっている」と謙虚に語ります。
髙田さんが取り組んでいるのは、由布院で昔から行われてきた米作り。
現在は人手が集まりやすいゴールデンウィーク頃に田植えを行うのが一般的ですが、
昔の由布院では6月頃に田植えをしていたといいます。
地元の年配の方からその話を聞き、実際に試してみたところ、味が良くなるという結果が出ました!
由布院盆地は寒暖差が激しい地域ですが、気温の分布を調べると、
米どころとして有名な新潟県魚沼市と似ていることが分かりました。
こうした客観的なデータを基に、昔の人の知恵を次世代へとつなげていきたいと考えています。
また、最近はスマート農業も積極的に取り入れています。
研究熱心な髙田さんは、感覚だけに頼るのではなく、さまざまなデータを集めて検証することも欠かしません。
スマート農業などの省力化・低コスト化できる技術の進化により、直播栽培のデメリットも解消されつつあります。
細やかな管理は難しくとも、その分栽培面積を広げ、収益向上につなげられる可能性も秘めています。
由布院の風土と先人の知恵、そして新しい技術。
そのすべてを掛け合わせた髙田さんの米作りが、これからどんな未来を描いていくのか、注目が集まります。
髙田さんありがとうございました!

また「教えて!農業」は今年最後の放送でした。
番組に出演いただいた皆様、リスナーの皆様本当にありがとうございました☆
来年も楽しい農業応援番組をお届けできるよう頑張ります!
良いお年をお迎えください!
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