今回お話を伺ったのは、大分県農林水産研究指導センター
農業研究部病害虫対策チーム チームリーダーで専門研究員の山崎修一さんです!

山崎さんは、全国農業関係試験研究場所長会の「研究功労者表彰」、
そして日本植物病理学会九州部会の「地域貢献賞」という二つの賞を受賞しました


これは県内“初”の快挙なのだそうです!!
ピーマンの「軟腐病」対策に取り組んできた研究成果が評価されました。
ピーマンの軟腐病は、果実の内部が腐る細菌性の病気で、
見た目では分かりにくく、収穫後に中から腐って臭いがでてしまうことが多い病気です。
店頭に並んでから発病してしまうと、産地の信用にも関わるため、農家さんにとっては長年の悩みでした。
かつて県内では発症例が多く、現場では不安の声が絶えなかったといいます。
研究当初は色んな作物におこる、雨水や泥はねによる“バクテリア”が原因と考えられていました。
しかし、ピーマンは違っていました。
気付くきっかけとなったのは、農家さんの何気ないひと言でした。
「病気が多い畑では、穴の開いた実が多い気がする」。
その声に耳を傾け、これまで当たり前とされてきた考え方を見直します。
「もしかしたら、虫が関係しているのでは」。
視点を変えたことで、研究は新たな方向へと進みました!!
調査を重ねる中で、虫が実に穴を開け、その際に病気の原因となる菌を運んでいる可能性が見えてきました。
原因が分かると、対策も少しずつ形になります。防虫ネットの設置や消毒の徹底、虫を寄せつけにくくする工夫。
こうした取り組みを農家さんと一緒に積み重ねることで、病気は大きく減少し、産地の信頼も回復していきました
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研究は、実験室の中だけで完結するものではありません。
畑に足を運び、生産者の声に耳を傾け、ともに考え続けること。
山崎さんは、その積み重ねが、今回の受賞につながったのだとおっしゃっていました。
「これからは後輩の育成を通して、産地へ恩返しをしていきたい」。
静かな言葉の中に、大分の農業を思い続けてきた熱い想いと時間の重みが感じられました。

山崎さん、ありがとうございました!
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