今回は、来年の3月で65年の歴史に幕を下ろす
山香農業高校の話題です。
県立山香農業高校農業経営科
指導教諭 幸松昌則(こうまつ まさのり)さん
3年生 荒金大樹(あらかね だいき)さんと
小野了司(おの りょうじ)さんにお話を伺いました。
山香農業高校は、日出暘谷高校と統合し
日出総合高校になりました。
現在は、今年度卒業の3年生51名だけが在籍しています。
一般科目の授業のほか、
農業実習がありそれぞれ担当する作物があります。
小野君は珍しいフルーツ「ドラゴンフルーツ」、
荒金君は「しいたけ」の栽培をしています。
ドラゴンフルーツは、サボテン科のフルーツで、
外側は鮮やかなピンク色。
割ってみると、黒ゴマアイスクリームのような果実です。
しかし、味は、糖度が高い割には淡白だそうです。
まだまだ全国的に栽培が珍しい品目ですが、
昨年は約130個しました。
今年は、ちょうど今が収穫時期でいくつ出来るのか楽しみですね♪
しいたけは、菌床栽培で育てられています。
菌床栽培とは、木のチップなどを固めて作った人工のブロックです。
現物をスタジオに持ってきていただきました!!
2つのブロックからは、すでに沢山のしいたけがっ!!!
直径10センチほどになって、
少し傘がひらきかけたものが収穫の目安だそうです。
この菌床栽培は、
原木栽培に比べて短い期間で沢山のしいたけを収穫できます。
しかし、その分、水や温度の管理が大変なんだそうです。
栽培のほかに加工品にも挑戦しています。
特製のしいたけ旨辛漬は、ご飯やお酒のおつまみにぴったり!
生徒が作った加工品は、山香農業高校校内にある
「新鮮館」で販売されています。
月・水・金曜日の午後1時15分から午後3時までの営業です。
また11月15日(土)は、文化祭が開催されます。
しいたけの加工品のほか、ジャムや苗物の販売も行うそうです。
朝9時から、山香農業高校校内で行われますので、
ぜひ足を運んでみて下さい。
お話を伺った荒金君、小野君は10代とは思えないくらい
しっかりとした受け答えで、
それを見ていた幸松先生も「育ったなぁ~」と
とても誇らしげでした(*^-^*)
これからの数ヶ月間、
仲間たちと共に充実した高校生活を送って欲しいと思います。
荒金君、小野君、それぞれの夢に向かって頑張れ~★
荒金君、小野君、幸松先生、ありがとうございました!!
©2024 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.