今回は、父の日のプレゼントにぴったりの花
「バラ」をご紹介しました!
玖珠郡九重町から
大分県花き生産者協議会バラ部会 部会長
手島花園代表 手島政弘(てしま まさひろ)さんに
お越しいただきました。
手島さんは、現在61歳。
花の生産を始めて26年のベテラン農家さんです。
九重町で約600坪の面積、6品種のバラを育てています。
元々は、菊の栽培を行っていたのですが、
バラの栽培技術や夢を求めて、
バラの栽培を行うことにしました。
始めた当初は、バブルやガーデニングブームなどで、
週に何十万円も収入があり、
まさにバラ色の人生だったそうです(^^)
ところが、バブルがはじけ、
その後リーマンショックなどの影響や
燃料の高騰などで苦しい時期が続いています。
県内のバラ生産者もここ10年で半減し、現在は約20名。
生産量も全国4位だったのが7位まで下降しました。
手島さんは、それでも辞めようとは思わなかったそうです。
「栽培の面白さやまた以前のように
良い時期がくるかもしれないと思うと、
頑張ろうと思う」と話してくださいました。
県内のバラ栽培は、厳しい状況に立たされていますが、
生産者がまとまって出荷をしたり、規格を統一したりして、
みんなで品質の向上に努めています。
また、大きな市場との連携強化を強めるために、
大分県オリジナルの品種開発に取り組んでいます。
市場のニーズに合わせ、海外の品種との違いを出すために、
少し小ぶりで色も淡く控えめ、
わびさびを感じさせるような品種を開発しています。
市場でも大きな評価を得ているそうですよ♪
少しずつ景気も上向き傾向になっていますし、
県内のバラ生産者さん達の
強い結びつきと努力で乗り越えていくでしょう(^^)
手島さんの諦めない姿勢がすごくかっこよくて、
「戦う生産者さん」だなと思いました。
ぜひこれからもみなさんを引っ張って行ってくださいね★
手島さん、ありがとうございました!!
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