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おはようサンデー 甲斐蓉子の教えて!農業

今回は、大分県農業賞を受賞した永松英治さん!!

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   2016/02/21

今回は、第47回大分県農業賞の

企業的農業経営部門法人経営の部で

最優秀賞に輝いた方のところへお邪魔してのリポートでした。

 

豊後高田市にある冨貴茶園社長で

大分県茶業協会会長を務める永松英治(ながまつ えいじ)さん

息子の紀征(のりゆき)さんにお話を伺いました。

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英治さんは、47年前に茶園の跡を継ぎ、

初めは2haだった茶畑を今では14haまで拡大。

県内のお茶産業は市場がないため、

永松さんのところでは、個人で必要な機械を揃え、

生産・加工・販売の6次産業に早くから取り組んでいます。

機械を拝見しましたが摘み取り機や乾燥機、選別機など、

大きな機械が何台もあり、美味しいお茶づくりへのこだわりを感じました。

それと、同時に初期投資や維持費はとても大変なものだっただろうな・・・

と想像できました。

これまで何度も苦しいときもあったそうですが、

家族、従業員とともに乗り越えてきたそうです。

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様々なお茶の商品化にも取り組み、

高級茶「かぶせ茶」を使ったスティックタイプの粉末茶もありました!

湯呑にかぶせ茶の粉末を入れ、上からお湯を注ぐだけで完成です。

永松さんは、

「お茶離れの一助になれば・・・」と開発したそうです。

その他にも、飲料メーカーのお茶用茶葉の栽培などを行い、

平成25年には、全国で初めてとなる栽培から製品化までの全工程で、

食の安全などに取り組む農場に与えられる

J-GAPにも認定されました。

47年間で茶園を守り、

さらに新しいことにもチャレンジされてきた永松さん。

「大分の人にもっともっと大分県産茶の美味しさを感じてほしい」と

話していました。

 

さらに、永松さんは10年前から「牛の放牧」も始めました!

そのお話は次週お送りします。お楽しみに~★

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