今回は、伝統の技で作られる“手もみ茶”の話題でした。
中津市耶馬渓町から
日本茶インストラクターで
お茶の川谷園 川谷哲也(かわたに てつや)さん
にお越しいただきました。
川谷さんは、今年7月に静岡県で行われた
第24回全国手もみ茶品評会で1等3席の会長賞に輝きました!!
手もみ茶とは、煎茶本来の製法で、
蒸した茶葉をホウロと呼ばれる台の上で
ほぐす・こねる・揉むなどの作業を行って乾燥させながら
仕上げていくお茶のことです。
全て手作業で行うため、長い時間と集中力が必要です。
今回出品した川谷さんのお茶は丸2日間かけて作られたもの。
また、ここ数年は出品しても思うような結果が出ず、
悩み続けて辞めてしまおうかと思ったこともあった中での今回の受賞は、
川谷さんにとって、ひときわ想い入れのあるものになったようでした。
実は、私たちその貴重な手もみ茶をいただきました!!
しかも、深蒸し茶との飲み比べ!!なんとも贅沢~。
深蒸し茶は濃い緑色、味も濃厚で、イメージ通りのお茶の味!
もちろん、とても美味しかったです!
一方、手もみ茶は、色が淡い緑色で
「お茶の味が出てるのかな?」と一瞬考えてしまいましたが、
飲んでみると驚きの味でした!
上品なお茶の味がきた後に、旨味がぐーっと広がり、
余韻が心地いい・・・美味しかった~★
今後は、1等1席を狙っていきたいという川谷さん、
来年も良い報告をお待ちしています!!(^^)
そして、今回はもう一方、
大分県農林水産部園芸振興室
大隈恒(おおくま ひさし)さんにお話を伺いました。
大分県では、先月九州の茶業研究大会が行われ、
大分のお茶の紹介もされたそうです。
大分の美味しいお茶の普及に、
県としてもさらに力を注いでいくということでしたよ!
寒いこの時期、みなさんも大分のお茶で温まってくださいね!
川谷さん、大隈さん、ありがとうございました!!
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