今回は、旬を迎えた大分いちごの話題でした。
お二方ゲストをお迎えしました。
由布市狭間町から田中農園代表で
大分県いちご販売強化対策協議会 会長
田中廣幸(たなか ひろゆき)さんと
佐伯市蒲江から
大分苺ん若え衆 リーダー
樋口勝典(ひぐち かつのり)さんにお越しいただきました。
今シーズンの大分いちごは、
気候の影響で1月中旬まで出荷数が少なかったそうですが、
1月末からは、例年とほぼ同じくらいの数が見込めるそうです。
「味もよく乗って美味しいいちごをみなさんにお届けできる」
とおっしゃっていましたよ!
大分いちごは、県内以外にも出荷されています。
特に、京都の市場で質・量ともに高い評価を受けています。
大分で主に作られているいちごの品種は「さがほのか」。
甘味と酸味のバランスが良いのが特徴です。
作りやすさもあり、
県内のいちご農家さんのほとんどが「さがほのか」を
作っているそうです。
そんな中、大分ブランドのいちごを作ろうと、
新品種の試験栽培に取り組んでいます。
樋口さんもその一人で、さがほのかを栽培しているハウスの中で、
新品種の栽培に挑戦しました。
さがほのか用のハウスでの栽培は試行錯誤しながらだったそうですが、
一粒がとても大きくて赤い、つややかないちごが出来ていました!
まだ名前もついていないこのいちごを、
一足早くみんなでいただきました!!
甘味が強く、ほんのり酸味を感じる味で、
これまでのいちごのイメージが変わる美味しさでした★
ぜひ販売されて沢山のみなさんに食べて欲しいです!!!
上手くいけば、次のシーズンから販売を開始するそうですよ!
県内のいちご農家さんは10年前に比べて
半分以下になっていますが、
販売額は16億円を超える好成績を残しています。
いちご農家さん一人一人の努力と、
さらに皆がまとまって「大分いちご」として
誇りを持って売り出していく!
そのパワーで今では大分を代表する農産物になりました!!
これからは、
「どうしたらみんなが長くいちご農家を続けられるか」、
「新規就農者をどうやって増やしていくのか」など、
課題をクリアしていきたいとおっしゃっていました。
田中さん、樋口さん、ありがとうございました!!
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