今回は、大分ならではのエネルギーで栽培されている農産物の話題でした。
玖珠郡九重町野上にある愛彩ファーム九重にお邪魔しました!
専務取締役 松尾崇史(まつお たかふみ)さん
にお話を伺いました。
愛彩ファーム九重は、広大なハウスでトマトやパプリカなどを栽培しています。
パプリカハウスの中に入ってみると、スラッと約5メートルほど伸びた茎に、
赤や黄色、オレンジの大きなパプリカが実っていました!!
こちらの施設では、一年中出荷できるように夏と冬の栽培に分けられていて、
どちらも合わせると約9万株植えているそうです。
そして、愛彩ファームのハウスは、環境に優しいエネルギーを使って、
農作物を栽培しています。
それが、大分県ならではの“温泉熱”です。
温泉の地熱を利用して熱交換された循環水がハウスの中を通っており、
暖房できるシステムになっています。
化石燃料の使用を削減することができ、二酸化炭素の排出もないので、
エコでクリーンなエネルギー。
しかも、他県には出来ない、エネルギーから“大分県産”という
強いアピールポイントにもなりますよね!
また、土ではなく水耕栽培で作られており、
ハウスの中がとても綺麗で驚きました!!
さらに、パプリカの栽培に必要な環境条件が全てコンピューターで管理されているそうで、農業の新時代を見たような気がしました。
ただ、細かな変化や最終的な収穫の判断などは、人間によるもので、
最先端の設備と人間の技・知識を上手く使い、
安心・安全な農産物を出荷しています。
従業員は約40名ほどおり、
みなさん生き生きと楽しそうにお仕事をしていました。
松尾さんは「いつかこの農場から農家になる若者がどんどん輩出されのが夢」
とおっしゃっていました。
愛彩ファーム九重のパプリカ食べてみましたが、
肉厚で甘味が強く、とっても美味しかったです!!!!
これからどんどん、国産、大分県産のパプリカが増えて、
私たちの食卓に並ぶのが楽しみだなと思いました!
松尾さん、そしてスタッフのみなさん、
ありがとうございました!!
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