今回は、JA全農おおいたが主導し、
JAグループ大分で取り組む、
「労働力支援」についてお送りしました。
JA全農おおいた園芸部園芸振興課 課長
梶原敏弘(かじわら としひろ)さん
にお話を伺いました。
JA全農おおいたが主導して取り組んでいる「労働力支援」とは、
農家さんの大きな負担になっている収穫作業に、
“お手伝いする人”を確保し、派遣する取り組みです。
県内では、様々な農産物を作っていますが、
年々人手不足になっています。
人を雇用したくても、一年を通して雇えないので、
なかなか人が集まらない。
一番農家さんに負担がかかる収穫作業だけでも
手伝える人はいないかと、考えられた取り組みが
「労働力支援」です。
JA全農おおいたが指揮をとり、
県内の農産物の年間収穫スケジュールを作り、
労働力を提供してくれるパートナー企業を見つけました。
現在は、大分市に毎朝仕事を希望する人が集まり、
それぞれの収穫現場に行くようになっています。
平成26年度に始めたこの取り組みは、
働き手の数やそれを希望する農家さんの数が
年々増えているそうです。
今の時期だと、キャベツやかぼす、
梨などの収穫作業を手伝います。
JA全農おおいたは、今年度から園芸振興課が指揮をとり、
この取り組みに向けてさらに動いているそうですが、
まだ始めたばかりで課題も多いそうです。
しかし、すでに全国から注目を集めています。
農家さんの作業が少しでも楽になり、
この取り組みをきっかけに
農業に関心を持つ人が増えるといいですよね!
今後も注目してみていこうと思います!!
梶原さん、有難うございました!!
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