今回は、大分が西日本一の生産量を誇る大葉の話題でした。
大分市鶴瀬から
JAおおいた大葉部会 部会長
有限会社 丸昇ハウス農園 代表取締役
得丸昭一(とくまる しょういち)さんにお越しいただきました。
得丸さんは、現在62歳。
大分市の大葉部会をけん引する生産者のリーダーです。
大分市の鶴瀬にあるハウス13棟で大葉を作っています。
元々は、トマトとキュウリを作っていましたが、
昭和59年に大葉の栽培に切り替えました。
それ以来、いち早く法人化を行い、
2015年度の大分県農業賞 企業的経営部門の特別賞に輝きました。
パソコンによる収益管理やイスラエルからきた技術・点滴灌水技術を
取り入れるなど先進的な技術の導入を積極的に進めました。
徹底的なコスト管理にも取り組み、
ハウスの加温を保つため三重被覆にしたり、ヒートポンプを使ったり、
LED照明に変更したりと様々な工夫と努力を重ねてここまできました。
6年前には安心・安全の証明となるJーGAPを取得し、
全国の市場でも大きな信頼を得ています。
また、大分市の大葉部会は今年で40周年という節目の年を迎えました。
部会員12名それぞれが技術の向上や規模拡大に取り組み、
今では西日本一の産地となりました。
今後は、部会員全員がJ-GAPの取得を目指し、
2020年の東京オリンピックで注目される食材となるよう準備中です。
得丸さんは
「大分の郷土料理・りゅうきゅうに大葉とゴマを入れるのがおすすめ!
ぜひ、みなさんにもっともっと大葉を食べて欲しい」
とお話していました。
これからも様々な発展を遂げ、
日本を代表する部会・産地になることを期待しています!!
得丸さん、有難うございました!!
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