今回は、今注目を集めている
「デコ330(でこさんさんまる)」の話題でした。
大分県は柑橘王国で、年中さまざまな種類の柑橘を味わうことができます。
その中でもいま出荷の最盛期を迎えているデコポン。
熊本がオリジナルで正式名は「不知火」と言います。
大分には、ある工夫でこの不知火をさらに美味しくした
「デコ330」という柑橘があり、 いま注目を集めているんですよ☆
今回は佐伯市からお越しいただいた
県南デコポン部会部会長の簀河原次男(スガワ ラツギオ)さんと
JAおおいた南部事業部園芸課の渡辺将伍(ワタナベ ショウゴ)さん
にお話を伺いました。
「デコ330」の名前は、 特別な手法で
開花から330日かけて樹上で成熟させることが由来です。
普通のデコポンより約1カ月長く成熟させるため、
糖度が高いデコポンが仕上がります。
雨や寒さによる被害を防ぐため ビニールハウスを利用したり、
簡易的に木にビニールを掛けて栽培をしているそうです。
愛情をたっぷり注いで丁寧に栽培されています。
そのため、見た目も美しい! 傷がなく、艶やかな果皮です。
皮をむいただけで、スタジオ内にさわやかな香りが漂いましたよ。
また、皮が柔らかいため、手で簡単にむくことができました。
白い筋の部分も柔らかく、そのままパクっと食べられました。
普通のデコポンより甘みが強く、果汁もたっぷりでおいしかったです。
デコ330は贈答用として人気があり、
主に関東へ向けて出荷されています。
大分でも百貨店などで販売しているそうですよ。
皆さんも見かけた際は、お手に取ってみてはいかがでしょうか。
簀河原さん、渡辺さん、有難うございました!!
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