今回は、カリスマ大根農家
竹田市荻町から戸井田農園の戸井田拓也(トイダタクヤ)さんを
お招きして、にお話を伺いました!
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大根一筋30年の戸井田さんは、農業雑誌「現代農業」でも
紹介されるほど、大注目の大根農家なんです。
寒暖差の激しい今の時期は、「春大根」といわれるほど
大根のおいしい時期なんだそうですよ。
昨年から今年の冬は、天候不順で野菜が不足し、値段が高騰しました。
そんな時でも、戸井田さんの畑では普段の1.5倍の豊作だったそうです。
安定した生産の理由は
長年の経験とデータ管理で培ったノウハウなんだそう。
戸井田さんからデータブックを見せてもらいましたが、
数字がびっしり!!!
自分が現場にいなくても
従業員が安定して生産を行えるようにと、
データ化を進めるようにしたそうです。
そんな戸井田さん
この数年で栽培に対する考え方が大きく転換したそうです。
キーワードはマーケットニーズ&業務用加工用野菜。
最近は、契約栽培が増えているそうです。
契約栽培とは、「こんな大根が欲しい」というオーダーがあってから
種をまき、育てるというもの。
価格が安定するというメリットもありますが
一方で、市場の価格変動の影響を受けない分
安値で取引されることもあるそう。
続いて、業務用加工用野菜は食の内食化(惣菜など)が進む現代で
重要なものになります。
機械を使って加工を行うため、
どの大根も同じ長さ、同じサイズに育てることが
ポイントとなります。
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戸井田さんの作る大根は
某コンビニエンスストアのサラダやおでんに使われているんですよ。
大分だけでなく、福岡や佐賀のコンビニエンスストアでも
使われているそうです。
生産者同士、契約先などとのつながりの中で情報収集をして
より良い大根栽培の方法を追求されているところに
かっこよさを感じました。
さて、皆さんは、大根を調理するとき
どのような料理にしますか?
大根サラダやおでんもおいしいですが
戸井田さんは「カレー」がおススメなんだそうです。
ジャガイモの代わりに大根を使うそう。
早速私も作ってみました。
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カレーのルーのうま味が大根の中までしみ込んで
非常においしい!
大根のみずみずしさがいつものカレーとは一味違って癖になりました。
糖質制限をされている方などにとっても
うれしいですよね。
大根をいれるタイミングを変えて
しっかり煮込んだものと、
中まで火をいれずシャキシャキとした食感を
残したものの2パターン試してみましたが
私は、とろとろになるまでよく煮込んだほうが好きでした。
新しい発見!また作ります!!
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戸井田さん、ありがとうございました!!
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