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2年連続「特A」評価を 獲得したお米「ひとめぼれ」

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   2018/06/03

おはようサンデー 甲斐蓉子の教えて!農業

今回は、日本穀物検定協会が実施した2017年産米の

全国食味ランキングで2年連続「特A」評価を獲得したお米

「ひとめぼれ」の話題でした。

玖珠町からお越しいただきました、

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JA玖珠九重 代表理事組合長の石井之俊(イシイ ユキトシ)さんと

指導販売課 課長補佐の池田正利(イケダマサトシ)さん

にお越しいただきました。

大分県は農業産出額でも作付面積の割合でも

トップはやはりお米です。

大分県の農業はお米頼りという構造があります。

ではそのお米の味はとういと、

昨年の全国的な食味ランキングで

大分県豊肥地区のヒノヒカリ、

西部地区のひとめぼれが

最高の「特A」評価を獲得しました。

特に、西部地区の「ひとめぼれ」は2年連続4回目です。

昨年のランキングでは、

豊肥地区の「ヒノヒカリ」も「特A」評価を受賞しました。

大分県のお米、日頃食べているときもおいしいと感じますが

全国的に見てもおいしいと評価されることはうれしいですよね。

この全国食味ランキングにエントリーしたきっかけも

「おいしい」というお墨付きをもらい

勧める根拠を得るためだったそうです。

今回のランキングには、

全国から151銘柄が出品され、そのうち43銘柄が「特A」に選ばれました。

味や光沢、香り、食感などが審査ポイントなんだそうです。

スタジオにその「ひとめぼれ」をお持ちいただきました。

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お米の1粒1粒がたっていて、艶やかです。

お米ならではの優しく甘い香りがスタジオの中に広がりました。

1口噛むと、あまい!

お米の粒の硬さがしっかりと残っていて

もちもちとした食感が絶妙でした。

とってもおいしかったです。

「ひとめぼれ」は、「冷めてもおいしい」ということが

特徴なんだそうです。

ということで、今回は、温かいご飯とは別に

おにぎりもお持ちくださいました。

冷めてもしっとりとした食感が残っていて

非常においしかったです。

この玖珠の「ひとめぼれ」はJR九州の

豪華観光列車「ななつ星」の食材にも採用されています。

それだけおいしい食材が身近にあるってうれしいですよね。

全国食味ランキングで「ひとめぼれ」が

2年連続「特A」評価を獲得した背景には

独自の取り組みがあります。

それは、「コンテスト」です。

2016年産米の全国食味ランキングで「特A」評価を受賞し、

2年連続の「特A」を目指して開催したそうです。

上位5名は「うまいひとめぼれ栽培名人」という称号が与えられ

生産者の皆さんのモチベーションアップに繋がったそうです。

ほかにも大分県西部地区としての県などの行政との

共同の取り組みとして栽培技術指導、講習会、

気象メール配信などをおこなっているそうです。

石井さん、池田さんの3年連続「特A」獲得に向けての

意欲や情熱が伝わりました。

JA玖珠九重の農産物は西鉄ストアでも広く

販売されていて福岡では評判のようです。

大分県内でも、トキハや大分銀行赤レンガ館内

道の駅 童話の里玖珠、グリーンプラザ良心市などで

販売されています。

または、インターネットでも販売しているそうです。

ぜひ、「JA玖珠九重」のオンラインショップを

検索してみてください。

改めて、お米のおいしさ、お米のありがたさを感じました。

これからも生産者の皆さんの美味しいお米作りへの情熱に

エールを送りたいと思います!

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石井さん、池田さん、有難うございました!!

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