今回は、第50回大分県農業賞の企業的農業経営部門・個人経営の部で
最優秀賞に輝いた日田市の農家さんを招いてお送りしました。
JAおおいた中西部事業部 西瓜部会 部会長の
中島哲男(なかしま てつお)さんと、奥様のみどりさんです。
受賞したとき哲男さんは
「私たちがもらっていいのかな?
私たち以上に頑張っている人もリーダーシップを発揮している人もいる」
と思ったそうです。謙虚さに頭が下がる思いでした。
みどりさんは
「今まで頑張ってきた甲斐があった」と感じたそうです。
哲男さんは就農されて48年。
みどりさんのサポートがあってこその受賞だと感じました。
お2人は、白菜やスイカをメインに栽培しています。
冬は白菜4.2ヘクタール、
夏はスイカ3.4ヘクタール生産されています。
スイカは1年で2万玉収穫されているんだそう。
この広大な敷地を中島さんご夫妻、息子さん夫婦、スタッフ2人の
計6人で管理しています。
今回の受賞理由は、大まかにいうと
・農作業を効率化・分散化し、規模拡大しているため。
・多様な栽培方法を行っているため。
・後継者育成を行っているため。
なんだそうです。
8ヘクタール近い敷地を6人で管理されていると聞いただけでも、
様々な工夫をしながら作業しているんだろうなと感じました。
機械を効率的に使うことで実現しているんだそうです。
また、多様な栽培方法は
スイカでは、ハウス、トンネル、露地栽培、
白菜では、直播や苗を作って移植栽培というように
段階を分けたり組み合わせて栽培することで長期出荷を行っています。
スイカは5~8月、白菜は10~1月もの間出荷しています。
また、息子さんなど後継者と協力しているというところも理想的だなと感じました。
哲男さんの理想の農業は「メリハリのある農業」なんだそうです。
オンとオフを大切にし、きちんと休みの取れる農業を行っています。
作業が終わった後や雨の日は
奥様と買い物や映画を見に行くこともあるそう。
プライベートも充実しているからこそのキラキラなんだなと感じました。
そして何より!ラブラブ!!!
一緒にお出かけをするなんて、なんて素敵な夫婦なんだろうと思いました。
打ち合わせの時もずっとみどりさんが哲男さんを見る目がハートでした。
「これからも主人と旅行したい」と話してくれたみどりさん。
幸せを分けて下さり、ありがとうございました。
まだまだ挑戦してみたい農業があるという哲男さん。
今後もお2人の活躍から目が離せません。
ありがとうございました。
©2024 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.