今回は、私の大好きな畜産の話題でした。
ゲストは竹田市久住町からお越しいただいた
大分畜産ネット「鼓動」会員で
工藤牧場の工藤哲也(くどう てつや)さんです。
現在44歳の工藤さん。5人のお子さんを持つお父さんです。
工藤さんは、子牛を出荷する繁殖農家をしています。
母牛が70頭、子牛が常時30頭くらいいるそうです。
工藤さんのご両親と奥様の4人で作業をされています。
機械化や省略化がすすみ、計100頭の面倒を見ることができるそうです。
牛が出産しそうになるとセンサーが反応し、携帯にメールが届くそうです。
夜だろうと牛に呼び出される生活・・・改めて大変な仕事だと感じました。
工藤さんのところでは、牛が生まれてからは
「完全母子分離」で母乳ではなくミルクで育てるそうです。
9~10か月間育て、肥育農家さんにバトンタッチという流れになります。
大分の畜産は年々農家さんの数が減っているため
1軒1軒の頭数を増やすことが大事だとおっしゃっていました。
工藤さんも、お父様から引き継いで今の頭数まで増やしたそうです。
現在は十分に増やし終えたので
これからは1頭1頭の質を上げていきたいとおっしゃっていました。
また、工藤さんの息子さんは春から大学の農学部で畜産について学ぶそうです。
跡を継いでくれそうだと、嬉しそうに話してくださいました。
大分の牛は、前回の全国和牛能力共進会・種牛の部で
最高賞を受賞するなど品質の高さが評価されています。
これからも「おおいた豊後牛」と「おおいた和牛」を
い~っぱい食べて大分の畜産を応援していきたいです!!
工藤さん、ありがとうございました。
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