こんにちは!
OBSアナウンサーの中島三奈です。
今回は、旬を迎えている「ごぼう」をご紹介しました。
スタジオに戸次ごんぼの会
代表理事の金子ひとみさんにお越しいただきました。
大野川の河口に近い戸次地区では、
これから7月ごろにかけて、
おいしく風味のよい春ゴボウが生産されます。
大野川の恵みにもたらされた肥沃で柔らかい土が堆積しているため、
柔らかく風味の良いごほうができるそうです。
戸次のごぼうをより多くの人に知ってもらおうと、
ごぼうを使った加工品を開発したのが、
地元の女性たちで作るグループ「戸次ごんぼの会」です。
戸次地区ではご年配の方を中心に「ごぼう」を「ごんぼ」と呼ぶそうです。
金子さん率いる「戸次ごんぼの会」は今年2月に
大分県農業賞(生産、銘柄産地、6次化部門)で特別賞を受賞しました。
加工品による戸次地区の知名度アップ、
産地の維持に貢献したこと、
女性の雇用の創出などといった点が評価されたそうです。
規格外のごぼうも買い取り、
価格は農家が提示した価格で買い取っているということです。
スタジオでは戸次ごぼうを使った
おかあさんたち手作りのごぼまんを食べさせてもらいました!!
「戸次ごぼまん」は大分市ブランドにも認証され
年々売り上げを伸ばしているそうです。
ごぼまんは、サイズは小ぶりで、
女性の手のひらに乗るくらいの大きさ。
中華まんのような生地は弾力がありもちもち。
割ってみると戸次のごぼうとにんじん、
鶏肉がきんぴらごぼうのように甘辛く味付けされています。
ごぼうがシャキシャキした食感で、ぱくぱく食べてしまいます。
ほかにもごんぼ茶、ごんぼチップスなども販売されていますよ!!
こんぼチップスもごぼうの香りがよく、
サクサクした触感がやみつきになります。
いやあ~とってもおいしかった!!
こういった加工品を製造販売しているのが
平均年齢72歳の地元のお母さんたちです。
とっても仲がよく、おしゃべりの時間が楽しく、
生きがいづくりの場になっているそうです。
今後の夢や目標は?とお尋ねすると
「今後は若手に参加してほしい!!」とのことでした。
金子さんはいきいきと戸次ごぼうへの愛を語ってくださいました。
地元を盛り上げたいというおかあさんたちの
これからの頑張りをわたしも応援していこうと思います!!
戸次ごぼまんは一個130円です。
大分市中戸次大南いこいの家のそばにある直売店舗では
毎週土曜日と日曜日の午前10時から午後4時まで。
また大分市のトキハ会館横の青空いちばで
第3土曜日、午前10時から午後5時まで販売しています。
(詳しくは、090-8355-0046までお問い合わせください。)
金子さん、ありがとうございました☆
©2024 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.