こんにちは!OBSアナウンサーの中島三奈です。
今回は、山香製茶工場 自家製紅茶屋 やまどり の手嶋美加さんをお迎えし、
新茶の特徴や、緑茶と紅茶の違い、おいしい飲み方、
そしてお茶にかける思いを伺いました。
手嶋さんの旦那さまが3代目のお茶農家で、高熊山の山頂付近で
およそ2.5haの敷地でお茶を栽培しています。
お茶は、緑茶と紅茶に加工しています。
別府湾が一望でき、天気の良い日には四国や由布岳もみえるそうです。
今年の新茶は、例年と比べて気温が低い日が続いたことから、
はじめ芽の出がそろわなかったそうですが
ここ最近で芽が伸びて、香りの良いお茶が収穫できたということです。
新茶の特徴は鼻に抜ける爽やかな香りです。
おいしい楽しみ方を教えてもらいました。
【新茶】
①ポットからお湯を湯冷ましに入れます。
(湯冷ましに入れることで温度が10度下がるそうです。)
②急須に入れる前に、湯呑みに分配します。
(この時点でお湯の温度は70度くらいに下がります。)
③湯呑みのお湯を、急須に入れる。
④茶葉が開いたらできあがりの合図。
お湯の温度を70度くらいに下げて、ゆっくり蒸すことで新茶の特徴である甘みがでるそうです。
【かぼす紅茶】
①紅茶を入れ、氷で一気に冷やす
②かぼすを輪切りにしてシロップを入れる、かぼすアイスティーの出来上がり♪
【氷だし緑茶】
①急須に茶葉を入れる
②茶葉の上に氷を置いておく
③できあがり
手嶋さんはお風呂あがりによく飲んでいるそうですよ♪
手嶋美加さんは、お茶の魅力を知ってもらおうと、
マルシェでお茶の販売するほか、ワークショップを開催しています。
手嶋さんはワークショップを通して
「お茶を消費してもらうだけでなく、茶文化に触れてもらい、
愛着を持ってもらい長くお茶と付き合ってほしい。
そうすることで茶畑がなくなることなく、存続できる。」
と話していました。
また、手嶋さんの茶畑では、茶摘み体験も行っています。
写真は5月28日に地元の幼稚園のお茶摘み体験を茶畑で開いた様子です。
がんばってお茶を摘む子どもたち、人生初の茶摘みをする大人たちで、
和やかな茶畑活動となったそうです。
摘んだ茶葉を使って、園でお茶揉みに挑戦したとのことです。
また「やまどり」では有機栽培のバラと紅茶をブレンドしたものや、
ラベンダーをブレンドしたものなど彩もきれいな紅茶を作っています。
県内のカフェや雑貨店などで取り扱っていて、
お電話でお問い合わせいただければ買うことができます。
電話:0978-63-6480(午後の時間帯にお願い致します。)
手嶋美加さん、お茶の魅力を教えていただきどうもありがとうございました。
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