今回は、JAおおいた東部キウイフルーツ部会 部会長の
谷部信幸(たにべ・のぶゆき)さん(66)と
JAおおいた東部事業部園芸課指導員の溝口桃太郎さん(42)に
お越しいただき、国東で栽培されているキウイフルーツについてお伝えしました。
国内の主な産地は、愛媛や福岡、和歌山ですが
大分県でも国東や杵築を中心に生産されています。
県産のキウイフルーツの出荷は1月から4月で、
主に関東と県内に出荷されています。
CMの効果もあって、全国的に人気が高まっています。
収穫時期は10月から11月中旬。収穫してすぐには出荷しません。
低温貯蔵庫があり、温度を5度以下に保って長期貯蔵され、
需要にあわせて出荷されるそうです。
なので去年収穫したものが、今販売されているんですね。
谷部さんは就農11年目で70アールでキウイ150本を栽培しています。
東部キウイフルーツ部会の部員は、国東と杵築であわせて76人です。
キウイは日光がよく当たるように枝の剪定を行うことが要となります。
丈夫な枝を残したまま、枝が重ならないように切ります。
またおいしいキウイの見分け方は“丸いものよりは扁平なもの”。
根に近い扁平なものが、よりおいしいそうですよ。
スタジオにも食べごろのキウイをお持ちいただきましたが、
柔らかくでジューシー!爽やかな甘みが口いっぱいに広がりました(^^)
プチプチの種の食感も良いアクセントで美味しかったです!
谷部さんは「キウイは露地栽培なので天候に左右されるが、
大分のキウイが1番と思って作っているので、大分をはじめ、
全国の皆さんに楽しんでいただきたい」とおっしゃっていました。
また、指導員の溝口さんはキウイフルーツに携わっておよそ10年。
「生産者の高齢化や、新規就農者対策等ありますが、
今後も生産が安定するように指導していきたい」と、
キウイへの熱い思いを話していただきました。
ぜひ、今が旬の県産のキウイフルーツをご家庭で味わってくださいね。
谷部さん、溝口さん、ありがとうございました☆
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