今回は、夏の日差しをうけて元気に育つ“ひまわり”の話題でした。
JAおおいた東部事業部 園芸課 林宏星(はやし こうせい)さんと
国東花学校研修生 津野貴大(つの たかひろ)さんにお話を伺いました。
JAおおいた東部事業部は、2年前に国東花学校を設立しました。
以前は国東で盛んだった花き栽培も、
生産者さんの高齢化などにより、減少しています。
そこで、若手後継者を育成しようと出来たのが国東花学校です。
研修期間1~2年で、先輩農家さんやJAの職員から花の栽培技術を学び、
卒業後は国東で農家さんとして独立します。
栽培技術を学ぶ品目は、夏は“ひまわり”、冬は“ストック”です。
そこで、現在収穫作業真っただ中のひまわりハウスにお邪魔しました!
背丈が高く、緑色の葉をつけたひまわりがずらりと植わっていました。
ここで作られているのは、花が手のひらサイズの“ビンセントオレンジ”
という品種です。
上を向いて咲くので、ブーケに使われる花として人気になっています。
出荷の際、花はつぼみの状態で、消費者の手元に届く時に咲くよう、
考えられて作業や収穫が行われています。
現在研修2年目の津野さんは、
「先輩農家さんの“そこまでしないといけないの?!”と思うような
丁寧な技術を学んで、自分もみなさんに喜ばれるような花を作っていきたい。
次に入ってくる後輩研修生のお手本になれるような農家をめざしたい。」
と話してくれました。
林さんも、卒業後に若手後継者として頑張ってくれることを期待していました!
ひまわりの明るい黄色は、見ている人をハッピーにしますよね!
今後もみなさんの元気が出るようなお花を届けてほしいです。
林さん、津野さん、有難うございました!
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