今回は、白く輝くユリの花の話題でした。
杵築市山香町にある新鉄砲ユリの畑にお邪魔しました!
JAおおいた東部事業部山香ユリ部会 部会長
阿部秀夫(あべ ひでお)さんと
JAおおいた東部事業部園芸課
帆足明洋(ほあし あきひろ)さん
にお話を伺いました。
杵築市山香町は新鉄砲ユリが特産品のひとつです。
6月末から収穫の始まった新鉄砲ユリ。
お邪魔した畑には、お盆用に栽培されたユリが沢山植わっていました。
新鉄砲ユリは、
種から苗を作って栽培するのが特徴です。
それにより、初期の費用が球根で栽培するより抑えられるそうです。
また、露地で栽培出来るのも栽培を始めやすい理由のひとつ。
ただ、台風や病害虫の被害は、気を付けておかないといけません。
阿部さんは「農業は“子育て”と一緒、毎年子供を育てる思いで栽培している」
とおっしゃっていました。
ユリに沢山の愛情を注いでいるんですね(^∀^)
また、山香ユリ部会は、今年40周年を迎えた歴史ある部会です。
以前は50名以上いた部会員が、今では11名と少なくなりました。
平均年齢は60歳以上と、高齢化も進んでいます。
後継者の育成が今の大きな課題です。
山香ユリ部会は、年に1度先進地の視察に、
交流を深める意味も含め、部会員全員で出かけています。
部会員みなさんの仲が良く、
楽しみながら農業をしている様子が印象的でした。
杵築市では、今年度から杵築の特産品である
新鉄砲ユリやトルコキキョウ、ヤマジノギクなどの
お花の栽培を学べる学校“ファーマーズスクール”を開校しました。
「花の栽培や経営を学べる場として、ぜひ活用してほしい」
と帆足さんはおっしゃっていました。
杵築市でお花の栽培に興味のある方は、
杵築市、もしくはJAおおいた東部事業部までお問い合わせください!
阿部さん、帆足さん、副部会長の長野さん、部会員の小田さん、
有難うございました!!
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