今回は、九重町飯田高原の地域を担う青年農業者をご紹介しました。
玖珠郡九重町から
イーグルファーム 代表
鷲頭将治(わしず しょうじ)さんにお越しいただきました。
鷲頭さんは、ご家族で牛の繁殖農家をしながら、
農家レストラン「べべんこ」を経営しています。
「べべんこ」とは大分弁で“子牛”という意味です。
「べべんこ」は、鷲頭さんのところで育った和牛を使った
ステーキや焼肉丼、コロッケなどのメニューが食べられます。
お肉の他にも、お米やブルーベリーも作っており、
それらもレストランで使われています。
鷲頭さんのご両親は、
いち早く農家レストランを開いた農家さんとしても知られています。
オープンして15年になる「べべんこ」は、飯田高原にあり、
ロケーションも最高です!!
テラス席からはくじゅう連山を見渡すことが出来ます。
また、春は黒、夏は緑、秋は赤、冬は白といった
四季折々の飯田高原の表情を見ることが出来るとあって、
人気のドライブ立ち寄りスポットになっています。
3代目の将治さんは、現在41歳。
牛の繁殖農家さんとして、
出産から肥育、加工まで全てを見る立場です。
年間120頭産まれる子牛の出産に立ち会い、
無事に産まれるよう親牛の手助けもしています。
そんな命の現場を見続けている将治さんが
農業のやりがいを感じる瞬間は、大切に育てた牛を
“美味しい”
と言ってくれる声を聞いたときだそうです。
農家レストランは、そんな消費者の声が届きやすく、
農家さんの想いも届けやすい、
手段のひとつなんだなと改めて感じました。
将治さんは
「今後は農家さんと消費者を繋ぐイベントなどを企画していきたい」
とおっしゃっていました。
また、今年の秋には、5年に一度の和牛のオリンピックともいわれる
「全国和牛能力共進会」が宮城県で開催されます。
大分県勢は前回総合3位の成績でした。
今年は優勝目指して、みなさん並々ならぬ気合が入っているそうです。
大分県を上げて、みんなで力いっぱい応援しましょう~!
将治さん、また「べべんこ」に遊びにいきますね!
有難うございました!!
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