今回は、「杵築市の農業」について
杵築市役所農林課の宮川誠二(みやかわ せいじ)さんと、
JAおおいた杵築柑橘選果場の小春修(こはる おさむ)さんにお話を伺いました。
杵築市の農業といいますと、みなさん何を思い浮かべますか?
柑橘、お茶、山香のお米、スナップエンドウ、ナスなどなど。
そのなかで、今回は
1.柑橘のこと、2.お茶のこと、3.杵築ブランドのこと
について伺いました。
1.柑橘のこと
現在、ハウスミカンが旬を迎えています。
杵築市は温暖な瀬戸内気候のためとくにハウスで作ることに向いています。
JAおおいたでは76名、杵築では66名の生産者がいます。
ハウスで育てるミカンには、露地より早い時期に出荷できる、
雨に当たらないから甘くなる、などの特徴があります。
今年のハウスミカンの出来栄えは花付きもよく、味も良いとのことです。
スタジオのメンバーもハウスミカンをいただきました!
皮を剥くと柑橘のさわやかな香りがスタジオ中に広がり、
味はというと・・・甘い!程よく酸味もあって、美味しかったです。
今回お持ちいただいたハウスミカンはその日とれたばかりのもので糖度が13度!!!
とっても高いです。みんな無我夢中で食べました(笑)
選果場では、人の目と光センサーを使ってハウスミカンを選別し出荷しています。
光センサーでは、糖度と酸度を測ることができ、
さらに、色や傷なども見ることができるそうです。
他にも、ハウスの状況をスマートフォンなどで遠隔管理できる
モニタリングのシステムも導入しています。
ハウス内が高温になって木が傷んでしまうのを防ぐことができます。
最新鋭の技術も取り入れ、安定した美味しさのハウスミカン。
今回、リスナープレゼントをいただきました^^
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2.お茶のこと
杵築といいますとお茶が有名ですが、
さらに杵築では、抹茶の原料となる「てん茶」の生産を始めました。
お菓子や飲料の材料として需要が高まっていることから着目したそう。
てん茶は、茶葉を3週間から1か月間、幕で覆って育て、
もまずに乾燥させたものです。
それを細かく粉末状にすると抹茶になります。
今後てん茶も杵築を代表する農産物になっていきそうです。
3.杵築ブランドのこと
杵築市では、杵築の知名度を向上させることを目的に
杵築市の資源や地域特性を生かした優れた産品を「杵築ブランド」に認定しています。
首都圏のバイヤーの目にとまり、杵築のものを愛してくれる人が増えたら嬉しいですね。
ブログで紹介したこと以外にも杵築のことをたくさん教えてもらいました。
宮川さん、小春さん、ありがとうございました。
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