今回はクリスマスやお正月を彩る花として人気のあるシクラメンについての取材リポートをお送りいたしました。
お話は、花の栽培から販売までをてがける「株式会社ヤナイ園芸」の柳井博之さんにうかがいました。
臼杵市野津町にありますヤナイ園芸。
ガラス温室とビニールハウスあわせて60アールの広さで約30種類のシクラメンなどを栽培しています。
ハウスの中には一面ピンクや赤、薄紫色のシクラメンが花を咲かせていてとっても綺麗でした。
そして、スタッフの方が出荷に向けて花の形をととのえる作業に追われていました。
今回はシクラメンの変わり種、2つをご紹介いただきました。
まずは、「ジックス」という品種。
赤い花弁の色と、白くとがったガクの色のコントラストが印象的です。
「ジックス」はガクが上部についていて、風車のような花の咲き方をしています。
豪華で華やかな品種です。
続いて、「ファルバラローズ」という品種。
シクラメンはもともと香りが少ない花なのだそうですが、
香りを嗅いでみると・・・バラの華やかでみずみずしい香り!!
花弁は可愛らしいフリル状になっていて、「ロココ咲き」というそうです。
シクラメンの花の美しさとバラの香りを一緒に楽しめるなんて!!乙女の気持ちになりました(*^^*)
ヤナイ園芸では地域貢献をしたいとの思いから、老人ホームや障害者福祉施設の方を対象に見学会も行っています。
柳井さんは「値上げなどの厳しさはあるが、訪れてくれるお客さんと会話する時間は楽しいです。
お客さんの笑顔をつくれる商品をこれからも作っていきたい」と話していました。
柳井さんによりますとシクラメンは、例年通りの良い出来だといことです。
出荷は12月25日ごろ(サンタさんが帰る頃)まで続き、大分県内に出荷されます。
ヤナイ園芸では直売所としてハウスでの販売されていますよ。
ぜひお気に入りの一鉢を探してみてくださいね♪
この季節を明るく彩ってくれるシクラメン。ぜひお家でお楽しみください。
柳井さんありがとうございました☆
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