「オカリナ」という名前はイタリア語の「小さなガチョウ」に由来するそうです。アステカの楽器が１９世紀ごろイタリアで改良されほぼ現在の形になりました。オカリナ自体の歴史は百数十年といったところですが、オカリナに似た楽器はマヤ文明にまで遡るそうです。古代の人々が聴いたであろう音色が、今も私たちの心をなごませてくれる･･･ロマンがありますね。今回ご出演の和田名保子さんは今月２６日（水）午後６時３０分から津久見市民会館 大ホールでコンサートを行います。タイトルは「オカリナ・ケーナコンサート 和田名保子 私撰集」。放送で和田さんと共演されたギター、松下隆二さん 、そして以前この番組にも登場してくださったマンドリン・高橋和彦さん、ピアノ・夏川由紀乃さんもご出演されます。コンサートについては津久見市教育委員会 生涯学習課 0972-82-9528までお問い合わせください。また１０月２３日には、大分市のホルトホール大分でも演奏会を行う予定です。ぜひ足をお運びください。
 
試聴はみなさまおなじみの「「荒城の月」です。

【和田 名保子・松下隆二】 風のようなオカリナとケーナの調べ
放送日	2015/8/1,8/8
出演者	和田 名保子（わだ・なおこ / オカリナ、ケーナ） 松下 隆二（まつした・りゅうじ / ギター）
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プロフィール	和田名保子（わだ・なおこ）さんは別府市のご出身です。福岡市を中心にライブ活動を展開していて、これまでに９種類のオリジナルアルバムをリリースされています。「月と大地」シリーズでは、映画「半落ち」や「ゲド戦記」の音楽を手がけた寺嶋民哉さんを編曲・音楽制作に迎え、壮大な音楽の世界を作り出しています。また、オカリナのさらなる普及を目指し、九州各地でのコンサートを展開中です。 松下隆二（まつした・りゅうじ）さんは、福岡市のご出身です。いくつかの国内ギターコンクール優勝の のちにフランスに渡り、パリエコール・ノルマル音楽院で研鑽を積まれました。帰国後は、ソロ・リサイタルのほか、ご自身の編曲に基づく様々な楽器とのアンサンブルに力を入れていらっしゃいます。これまで、テレビ・ラジオ出演や数々のレコーディングも経験されています。
演奏曲目	（８月１日） 風とケーナのロマンス 作曲：ホセ・ラミレス・トーマス 黒田節 （福岡県民謡） （８月８日） グリーンフィールド 作曲：和田 名保子 夢幻郷 作曲：和田名保子